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キャンプと言ったら川遊びや釣りを楽しみたいといった方は多いかと思います。
今回は都心から車で二時間ほど走らせれば行けてしまう大自然奥多摩にある氷川キャンプ場でソロキャンプしてきたのでその魅力をレビューしちゃいたいと思います。
目次
氷川キャンプ場キャンプ場の魅力
都心から2時間の好アクセス!
氷川キャンプ場は東京都内の奥多摩に位置するキャンプ場で都心から車で約2時間ほどで行けるキャンプ場です。
都内からであればアクセス抜群で気軽にキャンプに行けるのが最高です。
都心から電車で2時間!駅から徒歩で行ける!
氷川キャンプ場は都心からだと電車で2時間で行けるキャンプ場です。
最寄り駅は奥多摩駅でキャンプ場まで僅か徒歩10分!
車やバイクを持っていないバックパッカーにもおすすめのキャンプ場なんです!
直火ができる
今時珍しい直火が可能なキャンプ場です。
氷川キャンプ場は川原サイトなので岩をくべてカマドを作るといった野営のようなスタイルでキャンプができるのも魅力ですね。
平日は予約不要!
氷川キャンプ場は平日のテント泊に限り予約が不要のキャンプ場なので思い立ったときに行けるキャンプ場です。
キャンプ場は平日は空きのある場所が多いですので忙しくて予約が取れなかった時など予約なしでいけるのは嬉しいですね。
土日・祝は予約が必要です。
釣りができるキャンプ場
キャンプ場の近くに徒歩で15分ほどの距離に「氷川国際ます釣場」があり釣りも楽しめるキャンプ場です。
竿や餌もレンタルできるので手ぶらでもOKなので初心者やお子様でも楽しめます。
営業時間
3月~11月:午前8時~午後4時午後2時30分受付終了、午後4時閉店
12月~2月:午前9時30分~午後3時午後2時受付終了、午後3時閉店
貸竿:250円
餌(イクラ):300円
1日券:3,300円/半日券(5匹まで):1,700円
アクセス: 東京都西多摩郡奥多摩町氷川397-1
もちろんキャンプ場を流れる多摩川でも釣りは可能で釣り竿の持ち込みも可能なので釣りに慣れている方はキャンプ場から釣りが楽しめますよ。
管理釣り場以外で釣りをする時は漁協組合の発行する遊漁券が必要です。遊漁券はキャンプ場や近くの商店などで販売されていることが多いので事前に確認をしておきましょう。
▼氷川キャンプ場の遊漁券は僕が確認した限りではこちらで購入可能でした。
奥多摩駅から徒歩2,3分ほどの「みすず堂」という個人商店です。価格は1日券で2,000円です。
氷川キャンプ場の紹介
受付
氷川キャンプ場の受付がこちらです。
奥多摩駅からは徒歩10分です。
こちらで精算を済ませましょう。PayPayも使用可能でした♪
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氷川ャンプ場案内
チェックIN 8:30/チェックOUT 翌10:00
テント泊:1,500円(GW、夏季は2,000円)
普通車:1,700円
バイク:600円
氷川キャンプ場は車乗り入れ不可のフリーサイトのため受付手前の駐車場に停めることになります。
サイトまで一時的にでも車を入れたりすることも不可なので頑張って運ぶしかありません。
キャンプサイト
キャンプサイトまでは受付から坂を降りて行くのですがこれが結構きつい勾配の坂です。
坂の下から見上げるとこんな感じです。
急な坂だってことが伝わるでしょうか?
くねくねとした坂を何回か折り返しながら進んでいきます。
直線距離にすると50〜70mくらいでしょうか。
自前のリアカーも持っている人もいましたがかなり苦戦しているような様子でした。
やっとキャンプサイトが見えてきました。
高低差を測った所、キャンプ場受付からキャンプサイトまで高低差20mほどありました。
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キャンプサイトはこのような感じで全面が河原のフリーサイトになっております。
大きな岩がたくさん転がっており足場は少し悪いです。平坦なとこほどすぐ埋まってしまいます。
キャンプ場は大きく分けて上段と下段にわかれており、下段は多摩川を近くに眺めることができますが荷物を運ぶのが少し大変です。
上段では手前に設営すれば多摩川は見ることはできますが後ろの方だと見えなくなります。
上段の方が全体的に地面はフラットで設営はしやすく荷物を運ぶのも少し楽です。
いろいろな角度から見ていきましょう。
大きめの岩がごろごろ
下段側は東京とは思えない透き通った色の多摩川を眺望できます。
少し青みがかかった川で夏には川遊びをする人たちで賑わいます。
釣りもする人も多く見られました。
こちらはキャンプ場の左側をぐるっとまわった場所にあるサイトです。
荷物運びは大変ですがこの辺は人が少なく静かにキャンプしていときにオススメですが炊事場やトイレは遠くなります。
個人的にはオススメの場所です。
ペグの刺さりやすさ
ペグは刺さりやすかったです。
アルミペグでもスルスル入るような感じですが土の硬さにはムラがあり程よい硬さのところもあれば手で引っ張って抜けてしまうほど柔らかい箇所もありました。
炊事場
氷川キャンプ場の炊事場でサイトの右端と左端、坂を登った中央付近に合計3箇所ほどありました。
定期的に清掃に伺っているのが見えて綺麗な部類かとは思います。
お湯は使えません。
冬季(通年11月〜3月上旬)は凍結防止のため一部の水道が使用できなくなるのでご注意を。
全部が使えなくなるというわけではないようです。
トイレ
トイレは場内に二箇所あります。
中は開放的で空気の通りがよく掃除もしているようなのでトイレ特有の嫌な臭いは少なかったです。
大のほうは和式と
洋式のトイレもあるので安心ですね。
売店
売店は管理棟にあります。
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ここの売店はめちゃくちゃ種類が充実しています。
菓子類はスナック菓子やチョコ、ポップコーンなどたくさんありました。
キャンプに嬉しい缶詰も豊富です。
高級缶詰もあるのでちょっと贅沢したいときなどいいですね。
持ってこようと思ってうっかり忘れてしまいがちな調味料もこんなにたくさん。
サラダ油、オリーブオイル、ごま油、焼肉のタレやレモン汁、塩、胡椒、醤油なんでも揃っています。
インスタント麺や
カップラーメン、カップ焼きそばもあるので朝食にもいいですね。
シュワシュワも置いておりサワーは200円と嬉しい価格設定です。
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薪は広葉樹と
針葉樹があります。
もっと安い薪がある!?
タイムズマート佐藤商店
キャンプ場から徒歩5分ほどの距離にタイムズマート佐藤商店があります。
実はこちらの方がキャンプ場より薪が安く売っています。
針葉樹が450円(キャンプ場は700円)、広葉樹は650円(キャンプ場は1000円)でした。
左が針葉樹、右が広葉樹です。
薪の量はキャンプ場のものと比べ8〜9割くらいの量な感じですがこの量であれば一般的なキャンプ場の量はあるので十分かと思います。
タイムズマート佐藤商店
営業時間:7:00〜22:00
営業日:年中無休
アクセス:東京都西多摩郡奥多摩町氷川1421
混雑情報
フリーサイトなので比較的キャパはありますが3月の土日に行った時は2週間くらい前から予約を取らないと満員になるようです。
特に夏場は混みやすいので3週間くらい前からの計画を立てた方が無難かと思われます。
入場難易度:★★★☆☆(やや困難)
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場は管理棟の向かい側にあります。
生ゴミ、カン・ビン・ペットボトル、なんと段ボールまで捨てられるようです。
最近ゴミ持ち帰りのキャンプ場は増えましたがここではキャンプで出るようなゴミはほとんど捨てられるのが嬉しいですね。
周辺店舗
奥多摩温泉「もえぎの湯」
氷川キャンプ場から車で5分ほどの距離に「もえぎの湯」があります。
日本最古の地層と呼ばれる古生層から湧き出る源泉100%の温泉です。
もえぎの湯本館の手前には足湯があります。
奥多摩は登山客も多く足先の疲れを癒やすために立ち寄る人も多いそうです。
利用料金100円とリーズナブル。
本館利用をしている人は無料で入れます。
本館はこのようになっており下駄箱に靴を入れ鍵を抜き受付で鍵を渡します。
前払い制で大人一人3時間850円(子供450円)です。
もえぎの湯は内風呂と露天風呂の2つのみのシンプルな温泉です。
内風呂はとても広々としており大きなガラス窓からは奥多摩の山々の綺麗な風景を眺めることができます。
露天風呂は山々の木の匂いの香る山なみを眺めることができてとても身体と心が癒やされました。
期間 | 時間 | 受付終了 |
---|---|---|
4月〜11月 | 10:00〜20:00 | 19:00 |
12月〜3月 | 10:00〜19:00 | 18:00 |
・料金
氷川食堂
キャンプ場から徒歩5分くらいに位置する氷川食堂です。
2019年にオープンしたばかりの新しいお店です。
出典:氷川食堂
メニューは定食や丼、麺類やおつまみなど大衆受けするようなものが豊富にあります。
定食や丼はご飯が大盛り無料なのも嬉しいですね。
今回はカツ丼を頼んでみました。漬物、味噌汁付きで1,000円です。
卵は半熟なのをもう少し固めたような感じでした。
カツはサクサクでタレは濃く作られており若い人が好みそうな濃厚な味付けでした。
とてもおいしかったです。
営業時間:11時~18時
定休日:火曜日・水曜日(祝日は営業)
アクセス:東京都西多摩郡奥多摩町氷川199-7
氷川国際マス釣り場
氷川キャンプ場は徒歩15分ほどの距離に「氷川国際マス釣り場」という管理釣り場があります。
場所は奥多摩駅方面(奥多摩駅に背を向けて右側)へ向かってそのまま道なりにまっすぐ進むと釣り場を示す看板がでてきます。
そのまま看板の示す通りに進んでいくと見えてきました。
複雑な道でもないので迷うことはないかと思います。
朝一で来ましたが橋の上から覗くと既に何名かが釣りを楽しんでいるようです。
ちなみにこの川は日原川という多摩川の支流となっている川です。
橋を渡ってすぐ近くに管理棟があります。
駐車場もあるので車やバイクでもいけますよ。
料金形態はこのような感じになっています。
釣り竿や餌はレンタルできるので手ぶらでもOKですし、自前の竿や餌も持ち込みOKです。
持ち込みの場合は1日券(釣り放題)で3,000円、半日券(5匹まで)で1,700円です。
今回は餌や竿は持っていたので1日券の3,000円の支払いのみです。
釣り針に餌のいくらをつけて川に入れるとすぐに食いつきニジマスが釣れました。
9:30と13:00のタイミングで放流しているのでこの時間を狙えばバンバン釣れますよ。
実はこの時が初めての釣りなんですよね〜。
15cmくらいのちょうどいいサイズが釣れました。
そんなこんなであっという間に10匹を釣ることができました。
初めての僕でも10匹釣れたので初心者でも簡単に釣り上げることができるかと思います。
この子達は今日のご飯となるので持ち帰って捌いて食べることにします。
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ちなみにこの時は知らなかったのですが場内には持ち帰りの時のために捌くための炊事場があります。
鮮度を維持して持ち帰る場合は場内で捌いておくことをオススメします!
裁くことができない人は1匹あたり50円支払えば内蔵だけ取ってくれますよ。
こちらは別日に訪れた時の写真ですが場内では1匹200円で塩焼きにしてくれます。
少し大きめの粒のいい塩加減です。
焼いて塩を振っただけなのにめちゃくちゃうまかったです。
ソロキャンプの様子
今回はバックパックスタイルです。
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半年ぶりくらいのバンドックソロベース。
バックパックなので荷物も必要最低限に抑えています。
荷物はこれだけです。
チェアやマット、寝袋、クッカーなど1日過ごすのに本当に必要な最低限なものだけです。
たまにはこういうスタイルも良いですね。
今回は初心に戻ってバックパックスタイルにしてますが下記記事に初心者の方向けにキャンプで必要な道具をまとめた記事があるのでよかったら覗いてみてください。
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【キャンプ初心者必見!】年間50泊している僕がこれからキャンプを始める人向けに最低限必要なおすすめの持ち物を公開!
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ここからは昼食の時間。
といってももう14時過ぎですがさっき釣った魚をオピネルのナイフで捌いていきます。
オピネルナイフは刃の厚みが薄いので魚だって捌きやすいです。
僕が使っているのは刃渡り9cm(#9のモデル)で折り畳むととてもコンパクトになるのでソロキャンプにもオススメです。
これこれ!
こういうのに憧れていました!
食べてみた感想としては川魚特有の臭みはありましたが魚を食べている感がありおいしかったです。
塩はちょっとかけすぎたかな?笑
途中でパラパラ落としましたが塩をつまんでパラパラ振りかけるくらいでいいかもしれませんね。
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普段はテーブルの上に乗せている君たちも今日の居場所は岩の上。
だけどこういうのも無骨でなんだかいい感じ。
それにしても綺麗な川ですね。
夏になったら泳いでみたいものです。
もう少しの我慢です。
ボ〜ッと本を眺めていたらあっという間に真っ暗に。
キャンプ場には灯りがほとんどないので日没後にはすぐに真っ暗です。
ニジマスが余っているので昼食に続き晩御飯もニジマスです。
今度は塩を少し控えめに撒いたつもりですw
今日は1日ずっとニジマスしか食べていません。
本当に山とかでサバイバルしている人ってこんな感じなんですかね。
そのうち山菜とか採って天ぷらにしてみたいものです。
それではおやすみなさい・・・。
おはようございます。
氷川キャンプ場は東側方向が開けているので直射日光がすごいですw
昨日もでしたが14時過ぎくらいまではずっと日に当たっているのでタープやテント向きは東側に向けるのがいいと思います。
今回は初めて釣りをしたり初めて捌いたり、初めて魚を焚き火で焼いたり初めてづくしで大変でしたがいつもとは違うキャンプでとても楽しかったです。
今度はキャンプ場内の川で釣りをしてみたいのでまたいきたいと思います。
まとめ
キャンプ場のおすすめポイント
- 都心から約2時間程度で行ける好アクセス!
- 電車で約2時間程度で行けて最寄駅からも徒歩10分で行ける好アクセス!
- キャンプ場の川で釣りができる!管理釣り場もあるので釣り初心者でも楽しめる。
- 夏は川に入れて水遊びができる
- 直火可能
- ほとんどのゴミが捨てられる!
- 売店に食料や調味料、アウトドアグッズなどが超充実している!
- 平日は予約不要!
キャンプ場の注意点
- 駐車場からキャンプサイトまでの坂がきつい!
いかがでしたでしょうか?
氷川キャンプ場はあまり手をつけていないような自然のままの河原が素敵なキャンプ場です。
唯一坂道だけが辛いですがそれ以外では川遊びや釣り、売店も豊富していて、水回りも完備されて近く人温泉もあり充実したキャンプが楽しめるキャンプ場かと思います。
全てのキャンパーにオススメしたいキャンプ場です。
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キャンプ場データ | |
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キャンプ場 | 氷川キャンプ場 |
住所 | 東京都西多摩郡奥多摩町氷川702 |
営業期間 | 通年 |
予約方法 | 公式HPより ※平日は予約不要 |
チェックイン/アウト | IN8:30/OUT翌10:00 |
サイト利用形態 | フリーサイト(車乗り入れ不可) |
サイト状況 | 河原 |
標高 | 約303m |
気温(3月上旬) | MAX22.4℃、MIN2.3℃ |
直火 | 可 |
炊事場 | 3箇所 |
トイレ | 2箇所(洋式あり) |
シャワー | あり |
周辺温泉施設 | もえぎの湯 ※車で5分 |
周辺食事処 | 氷川食堂 ※車で2分 |
ゴミ | 生ゴミ、缶・ビン・ペットボトル、段ボール可 |
電波状況(au) | ★★★★(非常に良い) |
掛かった費用(持ち込み食料除く) | |
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キャンプ場利用料 | @1,500 |
駐輪代 | @600 ※車は@1400 |
氷川食堂 | @1,000(カツ丼) |
氷川国際マス釣り場 | @3,000(一日券) |
合計金額 | =6,100円 |