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目次
大岳キャンプ場の魅力
大岳キャンプ場は都心から行くのであれば下道で約一時間半の距離にあるキャンプ場です。東京にあるといっても都心とは思わせないような自然あふれる山岳地帯にあるキャンプ場で川がすぐ近くにあるので夏は川遊びもできちゃいます。
そしてとてもめずらしい鍾乳洞が併設してあるキャンプ場で鍾乳洞の中も探検できてしまう超非日常的な体験ができちゃうキャンプ場なんです!
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受付
都心からバイクで運転すること約一時過半。「キャンプこちら」とわかりやすい案内板がありますね。受付の時は車両ナンバーを記載しなければならないので予めスマホなどで写メっておくと良いです。
受付場はこちらです。ここで記入用紙に氏名、住所など必要事項を記載してチェックインが完了です。
受付場内の画像です。
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外に手洗い場もあります。鍾乳洞利用後に主に使用するために設置しているようですね。自然のモノを使っていて拘りが感じられます。
キャンプ料金はこちら。
今回は大人500円+テント設営費1500円+バイク駐輪代1000円+鍾乳洞+600円=3,600円なり。キャンプ料金だけで考えれば中間くらいの価格設定といえるでしょう。
薪はこんな感じ。一束500円です。
ちなみにキャンプ場手前にはこんなトラップが・・・
余談ですが大岳キャンプ場に入る寸前に鉱山の広がる道があるのですが、初見だとキャンプ場に行くには鉱山側へ進むのか↑のトンネルに入るのか案内板がないので正直迷いました・・・!
画像のトンネル側がキャンプ場への道のりです。間違えないように。
トンネルを抜ければキャンプ場はすぐそこです。
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キャンプ場までのルート
チェックイン完了!バイクをもう少し走らせます。無事チェックインを済ませてもキャンプ場はすぐ側にはありません。林道をもう2〜3分ほど走らせます。
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途中の橋から撮った写真。
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キャンプサイト
キャンプサイトは下流エリアと
人気の上流エリアに分かれているのですが今回は上流サイトで設営しました。
このロッジのような建物を道なりに回り込み橋を進むと上流エリアの設営エリアに到着します。
橋を進んですぐ右はこんな感じです。左奥の坂道を進むこともできます。急な勾配なので車などで登る時は注意してください。
急な勾配から撮った写真がこちらです。
ほぼ一人用の専有エリアです。今回は設営してないですがテント2張りくらいはギリいけそうですが既に一組いればここから更に設営するような人はいないだろうというくらいの絶妙な広さです。
橋の左側の様子がこちら。あの屋根の下も設営可能です。全体的な風景はどこにいてもさほど変わりません。
そんなこんなで設営場所を決め今回は橋を渡って右側のところに設営することにしました。川もここからだとよく見えるし早速設営しようと思ったら・・・
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このままでは寝床は作れない・・・酒が安心して飲めない・・・やばい・・・
岩!
幸いなことに河原ということもありずっしりと重みのある石がたくさんあったのでロープを岩にくくりつけて設営しました。
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あの浩庵キャンプ場より硬い土やった・・・。岩を全部で4つ使いなんとか設営できました。いつもなら10分くらいで設営できるのに30分くらい掛かってしまいました。なんかやりきった感を感じます。ここからであれば座りながら川も見ることができて、良い場所に設営できました。
施設
さて。
テントの設営が終われば施設のチェックと参りましょう。
炊事場
あのロッジのような建物に炊事場やトイレがあります。雰囲気がいいですね。本当に拘りが素晴らしいです。
ちなみに水道は飲料不可だそう。早速自分は飲んで過ごしましたが、特に身体に異常はありませんでした。
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飲料不可の理由はこのホースから川の水をそのまま組み上げているからです。
私は普段から川の水飲んでるアホなので皆さんは無理しないよう予め清潔な水をご用意することをオススメします。
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トイレ
トイレは男女別で一部屋ずつあります。中央の案内には「キャンプ場と鍾乳洞の利用者以外使わないでください」と書かれております。山道なので無許可で使うような人でも頻発しているんですかね。
では開けていきます。
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キャンプ場のトイレとは思えないくらい清潔に保たれています。嬉しい水洗式です。
テラス
ここからならキャンプサイトを見渡すこともできるのでここいらで一杯やるのも良さそうですね。
Wi-Fi
ここのキャンプ場は上流エリアに限りWi-Fiが通っています。ここのキャンプ場は電波が非常に入りづらいため緊急時などはすごく助かりますね。当然Wi-Fiが届くエリアには限度があるのであまりロッジから離れるとWi-Fiは届かなくなるのでご注意を。
大岳キャンプ場には以下の設備がありません
- ゴミ捨て場
- シャワー
鍾乳洞
さてさて一通り散策したらいよいよキャンプの目玉、鍾乳洞とやらへ入り込みましょう!
鍾乳洞に入るためにはまずはチェックインした受付へと向かいます。鍾乳洞は天井が低い箇所が続く場所があるので無理なくいけるかどうか一度ここで確かめましょう。
受付で代金を支払い指定された場所に進むとすぐに鍾乳洞への入り口があります・・・。わくわく・・・。
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中はこのようになっていて所々ライトはありますが全体的には薄暗く天井がとても低いので中腰で進むことになります。ヘルメットの着用が義務付けられておりますので道中は絶対に外さないようにしてください。天井の高さもまばらでふと姿勢を直そうとしたときに距離感がつかめず頭をゴンってぶつける時が自分には何度かありました。
水滴が滴り落ちています。自然の神秘を感じますね。
鍾乳洞の中はこのように進路を示す案内板があるので基本的に迷うことがないと思います。僕自身初めての鍾乳洞でしたが迷うことなくむしろ内部を余裕をもって散策できるくらい楽しむことができました。
そして2〜30分くらいの探索の末、地上へ戻ってくることができました!
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ソロキャンの様子
あたりはすっかり暗くなってしまいました。キャンプ飯とでもいきましょう。今日はプチッと鍋でつくるカンタン豚キムチ鍋です。
焚き火を起こし火にかけます。市販の鍋野菜のパックと豚バラ肉をぶち込んだだけのカンタン鍋料理です♪
火にかけて沸騰させて野菜がクタクタになるまで5分くらいですかね。ソロ用ダッチオーブンなので火の通りがとても早いです。マグに入っているのはストロングです。アルコール強めが好きなんですよね。
きゃんぱーい♪
鍾乳洞探索の程よい疲れで酒の旨さが一段と引き立ちます。
キムチ鍋も野菜が柔らかくなることでスープの味がしっかりと染み込みコク深い旨みが引き出されていました。
川のせせらぎを聴きながらボーッと焚き火を見つめ酒を飲みます。この瞬間がたまりません。
そして自然のBGMを聴きながら眠りにつくのでした。
温泉施設
キャンパーの朝は早い!キャンプの疲れを癒やすために安らぎの園へ。さて温泉は近くにあるのか・・・。
ありました。キャンプ場から都道201号へ向かい途中県道33号へ入ればすぐそこです。距離にして約10kmです。帰路の途中で立ち寄れる温泉です。
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中は旅館のようにとてもキレイな作りになっておりました。入浴料は3時間900円です。内風呂と露天風呂があります。露天風呂は目の前が緑で溢れ森林浴をしながらお風呂に浸かることができます。
休憩場です。テーブルや畳の座敷がありとても広いです。
道の駅にあるような自販機があります。
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外にでると日光浴ができるチェアーがありました。
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もちろんこやつもGET!酒が飲みたい・・・・が運転しなければならないのでぐっと我慢。
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温泉にも無事浸かることができ小腹も満たしたことでとても満足のいく優雅な休日なのでありました〜。
注意点
- 大岳キャンプ場の土は中に岩が混じっており鋳鉄ペグでも歯が立たないことがあります。
- 施設の水道は飲料不可です!予め水は確保しておきましょう。僕はアホなだけです。
- ゴミ捨て場がありません。ゴミ袋は持参しましょう。
- 電波の通りが悪いです。
まとめ
何より東京にこんな自然美あふれるキャンプ場があるなんて驚きでした。たった一時間半走らせるだけで都会とはまったく異なる姿を見せられてとても不思議な気持ちなりました。
電波が通っていなかったり飲料水が出ないので大勢でワイワイやるようなキャンプ場ではないと感じましたが、逆に言えばソロキャンや気の知れた友人同士で行くようなキャンプ場に最適なのではないかなって思っています。川の水を濾過するようなギアを持っていってサバイバル的なキャンプができるとより一層ここのキャンプ場の面白さが引き立つのではないでしょうか。
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大岳キャンプ場データ
- 住所:東京都あきる野市養沢1587
- 予約方法:TEL
- チェックイン:12時/チェックアウト:翌10時
- サイト:オートフリー
- 焚き火:直火OK
- 炊事場:あり(冷水のみ、飲料不可)
- トイレ:水洗式
- 風呂/シャワー:なし
- ゴミ:すべて持ち帰り(炭も捨てられないので必ず持ち帰ってください)
- 電波状況(au):★☆☆☆(悪い)
掛かった費用
- 入場料@500
- テント設営火@1500
- バイク駐輪代@1000
- 薪代(一束)@500
- 鍾乳洞見学料@600
- 温泉入浴料@900
合計5,000円