みなさん、キャンプでウォータージャグは使っていますでしょうか?
ウォータージャグってかさばるし、重いし必要なときにだけ水を汲みにいくから必要ない!って思う方もいるかもしれません。
僕は年間50泊以上キャンプに行きますがその中で確立したスタイルとしてなるべくキャンプサイトから動かないサイト作りというのを目指しています。
確かにウォータージャグはかさばるし重いものも多いとは思いますがそこはバイクでいつもソロキャンプに行っている僕です。
その点もしっかり考えたギア選びというものをしています。
そこで今回紹介するのはコンパクトに丸められて軽くて持ち運び楽ちんなモンベルの「フレックスウォーターキャリア」を紹介したいと思います!
モンベルとは?
山岳系のブランドとしてトップクラスに知名度のあるアウトドア用品総合メーカー。山にも持っていけるほどの軽量でコンパクトなテントや寝袋が有名。機能美、軽量、迅速をコンセプトにギアの開発・販売をしており近年ではクライマー以外にもキャンパーの間でもモンベル製品を愛用する人が多い。
目次
開封〜組み立て
フレックスウォーターキャリアの箱の外観です。
外国風なデザインですがモンベルはれっきとした日本企業です。
箱をあけるとモンベルらしい山でも目立ちそうな鮮やかなブルーの本体と注水用のホースが入っておりました。
組み立ては本体底部付近にある結合部にホースを繋ぐだけでOKです。
ちなみに結合部から水がでるのでホースを繋ぐ前に水を入れると結合部から水が漏れ出すので注意です。
水は本体上部の開閉部から汲んでいきます。
開口がかなり大きいので水を入れやすく水の勢いをマックスにできるので短時間で水が汲めます。
ファスナーを閉じたらロールアップで3回ほど巻くことで気密性を高め更に水が漏れにくくなります。
巻いたあとにバックルを裏側に引っ張りしっかりはめることでロールアップを固定することができます。
この状態にすると取っ手のような形状になるので持ち運びもしやすくなります。
これで完了です。
仮にウォータージャグが転倒したとしてもかなりしっかり止められているので水がバシャーってなってしまうこともないでしょう。
ちなみにフレックスウォーターキャリアは4Lと7Lタイプの2種類がありますので自分のスタイルに合わせた容量を選びましょう♪
それではフレックスウォーターキャリアの特徴を見ていきましょう!
フレックスウォーターキャリアのスペック | ||
---|---|---|
容量 | 4L | 6L |
サイズ | ∅18.0×24.0cm | ∅22.0×24.0cm |
重さ(本体のみ) | 165g | 196g |
素材 | 本体:TPU(サーモプラスチック ポリウレタン) ホース:TPU+ポリプロピレン(内側) |
モンベル「フレックスウォーターキャリア」の特徴
軽量・コンパクト
フレックスウォーターキャリアはポリウレタン素材で柔らかく、くるくる丸めるとこんなにコンパクトになります!
厚みは7cmですが実際には押しつぶすことでもっと薄くなります。
これだけ薄くて柔らかいのでギアケースのちょっとした隙間にも押し込むことが可能です。
ちなみにこの画像だと収納ケースの上にある青いものがフレックスウォーターキャリアです。
バックパックにはこんな感じでサイドポケットに入れることができたり
側面のベルトなどにも固定が可能です!
折りたたみのマットのベルトと一緒に固定するのも全然ありですね♪
自立する
水を入れればウォータージャグ単体でも自立します。
水の量が少なくても安定した形状で自立してくれるので安心ですね。
スタンドいらずで余計な荷物も増えずキャンプにピッタリです。
ポールなどにかけられて持ち運びも楽ちん
メーカー推奨の使い方ではないかもしれませんがこのようにポールやフックなどに引っ掛けることも可能です。
置き場所に困っているときなどこのようにポールにかけられればスペースも確保できて場所にも困らないしなんだかおしゃれですよね♪
持ち運びのときのサイズ感はこんな感じです。
手に持った感じは柔らかく手が食い込むこともないので痛くなりません。
フリーハンドで注水が可能!
個人的にこのウォータージャグの最大の特徴はフリーハンドでも注水が可能ということです。
注水するときはホースを手前に引っ張り、止めたいときは押し込むことで操作が可能です。
一度ホースを手前に持っていけばその後は延々と水が出てくるので手をしっかり洗いたいときなど有効活用できます。
イメージとしてはこんな使い方が可能です。
ちょっとした手のすす汚れやミニテーブルやペグの泥汚れなどを軽く落としたい場合はフリーハンドで洗い流すことが可能です。
これにより僕のキャンプスタイルがかなり快適になったといっても過言ではありません。フリーハンド最高です。
ホースは自由に動かすこともできるのでウォータージャグを動かさなくても洗いたい部分をピンポイントで狙うこともできます。
洗剤や石鹸などを使う場合は炊事場まで行って洗いましょう。
ホースを使わない時は格納できるのでホースがプラプラすることがなくなるのもgoodな仕様ですね。
大きなメモリでわかりやすい
フレックスウォーターキャリアの裏面には見やすい大きなメモリがついています。
必要な量を入れたり残量がどれくらいなのかひと目でわかるのも扱いやすい理由の一つですね。
ウォータージャグをもつメリット
ウォータージャグを持つだけでも以下のようなメリットがあります。
おすすめポイント
・水を大量に運べる
・手洗いや泥落としが楽になる
・汚れたクッカーの浸け置きができる
・お湯を沸かしたり水が必要な料理が楽(炊飯、ラーメン、カレーなど)
・名水のあるキャンプ場の水を汲める
・ティッシュを濡らしてウェットティッシュ代わりにも
ざっと思いつくだけでもこれだけあります。
僕のように移動するのが面倒くさい人だったり、なるべくキャンプサイトから移動したくないって人にピッタリのアイテムですね。
まとめ
いかがでしょうか?
キャンプをしていると今水が近くにあればいいのに・・・!って場面案外少なくないはずです。
ハードタイプのウォータージャグは保冷機能がついていたり自立が安定しやすいっていうメリットもありますがソフトタイプのコンパクトさや軽さには敵わないかと思います。
特にフレックスウォーターキャリアはソフトタイプのウォータージャグでも使い勝手がとてもよくホースがあることで自由な位置に注水できたり水を出し続けることが出来たりできる唯一無二のウォータージャグだと思っています。
なくてもなんとかなるかもしれないウォータージャグですがあると格段にキャンプライフが快適なものになること間違いなしなのでこの機会に取り入れてみてはいかがでしょうか?
▼今回紹介したギア一覧