【茨城】設備充実でブッシュクラフトにも最適！ソロだと激安の皆野キャンプ場のレビュー│予約方法や混雑具合は？

キャンプを続けていくと一度はブッシュクラフトに憧れたりするかたも多いのではないでしょうか。

だけど意外とやろうと思っても既に拾われているのかブッシュクラフトに適した木材がなかったりと人が多く出入りするキャンプ場では敵わない時もありますよね。

今回はそんなこれからブッシュクラフトを始めたいという方に必見！

茨城県にある「皆野キャンプ場」を現地に行ったならではのレビューをしていきます。

皆野キャンプ場の魅力

キャンパー心をくすぐられる仕掛けがいっぱい！

皆野キャンプ場ではブッシュクラフトに適した木材がたくさん揃っています。

ハンガーやランタンスタンドにできそうな形状のY時の枝がたくさん用意されており利用者であれば自由に使うことが可能です。

キャンプ場は竹林にもなっておりハンモックをかけられたりなど自然を活かした設営方法もしやすくなっております。

キャンプ場にはブッシュクラフトの知識を最大限に生かされているプライベートサイトもありキャンパー心をくすぐられるサイトもあります。

ここでは直火もできるようになっているのもまた良いですね。

ソロだと激安！1150円〜

皆野キャンプ場ではソロキャンプが優遇された値段設定になっておりサイト料金、入場料が半額になります。

皆野キャンプ場には竹林フリーサイトとオート区画サイトがありますが竹林フリーサイトだと1150円で入場できるのでソロキャンパー中心の人にはありがたいですね。

薪が格安！

ウッドショックの影響ですっかり値上がりしてしまった薪ですが皆野キャンプ場では針葉樹が300円、広葉樹が500円で販売されています。

値段は時節により多少変動あるそうですがオーナー様曰く薪の値段だけは他キャンプ場に負けたくないとのありがたいお言葉。

寒い季節には非常にありがたいですし、焚き火調理もはかどりそうですね。

設備充実で初心者や女性でも安心！

皆野キャンプ場は2023年9月5日にオープンしたばかりの新しいキャンプ場です。

設備はお湯の出る炊事場や温水洗浄トイレ、シャワー室もあり水回りが非常に綺麗です。

場内にはキャンプサイトまで届く強力なWi-Fiや充電設備もあります。

管理人も常駐しているので女性ソロキャンパーも安心です。

楽しくなりすぎて少し声のボリュームが高い利用者がいても注意が入るようなのでストレスなくキャンプができます。

キャンプ場の中心にはキャンパー同士が集まれる憩いの場所もあります。

友人同士で使ったり時には全く知らない人同士で集まったりとキャンプ好きが集まるステージになっています。

皆野キャンプ場基本情報

キャンプ場	皆野キャンプ場
住所	茨城県かすみがうら市上土田６１０−１
営業期間	通年
チェックイン	13：00(→アーリー11：00／＋500円)
チェックアウト	翌11：00(→レイト17：00／＋2,500円)
予約方法	電話予約 なっぷ
サイト区分	オート区画サイト 竹林フリーサイト
ロケーション	竹林
炊事場	1ヶ所
トイレ	1ヶ所
シャワー	1ヶ所
ゴミ	45L/一袋（地域指定ゴミ袋）300円
直火	不可。焚き火台を利用。 シェルターサイトのみ直火可。
周辺コンビニ・スーパー	セブンイレブン千代田下佐谷店(車で5分) カスミ 千代田店(車で7分)
ペット	可
周辺温泉	調査なし
周辺グルメスポット	鶏そば炭や(キャンプ場東京方面に約30km)
電波状況(au)	★★☆☆(普通) 場内にWi-Fiあり
標高	約30m
気温(2月)	MAX：10.4℃ MIN：-2.9℃
掛かった費用	※モデル料金※
竹林フリーサイト(ソロ割適用)	1,100円
薪代二束	@300×2
合計	1,700円

皆野キャンプ場利用料
入場料	一人800円(小学3年生以下無料)
サイト使用料	オート区画サイト5000円	竹林フリーサイト1500円
ソロ割引き	ソロでの利用の場合、上記料金(入場料、サイト代)が半額
アーリー/レイト	IN 13:00 →11:00(＋500円)／OUT11:00 → 17:00(＋2,500円)
キャンセル料	・予約日の5日前まで　　 無料 ・4日前～当日　　 予約内容の50％ ・無断キャンセル　　予約内容の100％
決済方法	現金のみ

皆野キャンプ場の紹介

アクセス〜受付

場所は茨城県かすみがうら市にあり都心からだと約1〜2時間程度の好アクセス。

キャンプ場周辺に車で5分程度の場所にコンビニやスーパーがあります。

管理棟はこちらです。

オーナー様は常駐しているので安心して過ごせるキャンプ場です。

キャンプサイト

皆野キャンプ場のキャンプサイトは2種類あります。

車乗入れ可能なオート区画サイトと竹林フリーサイトです。

小規模なキャンプ場のため炊事場やトイレはどのサイトでも近い距離にあります。

オート区画サイト

オート区画サイトは全体像はこんな感じです。

サイト一つ一つはフラットに整備されていて設営しやすいです。

広さはサイトにより多少前後しますが約8×10(80)㎡です。

​車を一台駐車して、6人用のドームテントを1張、あるいは3人用のテントを2張設営できるとのこと。

それでは一つ一つ見ていきましょう。

写真でも分かる通りお隣との距離は近いです。

数字の振り分けは当ブログによるものですが6番のサイトが独立していておすすめです。

竹林フリーサイト

竹林フリーサイトはその名の通り竹林が生い茂っているサイトになります。

フリーサイトですがテントを設営できるような場所は限られており場所も小さいのでソロ向きのサイトになります。

サイトは竹林を切り開いており開拓がされています。

竹林は多いのでハンモック泊をしたいという方にもおすすめです。

竹林フリーサイトは車両乗り入れ不可ですがすぐ近くに駐車場があるので荷物の運搬はさほど苦ではありません。

距離そのものは近いですがカートを引いて進めるような地形ではないので荷物は少なめが良いです。

ざっとテントが晴れそうな場所をピックアップしました。

テントの大きさは1〜2人サイズくらいのものでワンポールか自立式のテントを推奨します。

参考までにバンドックのソロベースを張った時の画像です。

ガイロープなどもピンピン張るような非自立式のテントだとペグの打ち場所に困ることがあるかもしれません。

シェルターサイト

個人的に超おすすめしたいサイトが竹林サイトにひっそりと佇むシェルターサイトです。

ブッシュクラフトを最大限活かしたまさに僕のような無骨を目指しているキャンパーには憧れのフォルムです。

料金は竹林フリーサイトと同額となります。

椅子になりそうな木がありますね。

しかもこちらのサイトのみ直火が可能なんです。

初回で訪れた時はyoutubeの撮影などやることが決まっていたので使いませんでしたが次回来る時は挑戦してみたいサイトです。

売店

売店はCD缶、OD缶、薪、炭、着火剤、スポンジです。

食料品は扱っておりません。

薪の値段は昨今のキャンプ場と比較して非常に安い値段設定です。

この値段設定だけでも十分にリピートしたくなりますね。

薪はキャンプ場で作っているということもあり、この値段を実現できているそうです。

ペグの刺さりやすさ

竹林フリーサイトの土はふわっとしております。

そのため短いペグだと強風やテンションの張り具合によってはすっぽ抜ける可能性があるので30cm程度の長めのペグを推奨します。

オートサイトの地面はしっかりと固められているのでどんなペグでも相性は良いかと思います。

ちなみに最近チタンペグに変えましたが同じ長さの鋳鉄ペグの半分程度の重さで鋳鉄ペグのようにしっかりと刺さるので買い替えやサブとしてもおすすめです。

あまり重さを気にしないのであればずっしりと重みのあるペグがいいかと思います。

炊事場

皆野キャンプ場の炊事場は一基のみです。

管理棟のすぐ近くにあります。

蛇口は2つで洗剤やスポンジは備え付けのものがありました。

嬉しいことにお湯が使えます。

トイレ

皆野キャンプ場のトイレは一基のみで管理棟の裏側にあります。

自宅のトイレのような佇まいでキャンプ場のトイレだと忘れるほど綺麗です。

温水洗浄式トイレなのもポイント高いですね。

ちなみに土禁です。

そのため床も綺麗です。

トイレの場所は管理棟の裏側です。

案内用紙があるのですぐにわかるかと思います。

シャワー室

皆野キャンプ場にはシャワー室が一基あります。

30分500円（シャンプー、ボディーソープ、ドライヤー完備）で利用可能です。

ゴミ捨て場

皆野キャンプ場はゴミ捨てが有料で可能です。

45L/一袋（地域指定ゴミ袋）300円で販売しています。

灰は指定の場所で捨てられます。

混雑具合

休日は直近1〜2週間くらい前だと満員となっていることが多いようです。

それより後ろであれば予約ができるので計画は立てやすそうです。

サイト数が少ないので早めの予約をおすすめします。

平日は問題ありません。

予約方法は電話連絡かなっぷ経由で予約となります。

周辺コンビニ・スーパー

セブンイレブン千代田下佐谷店

キャンプ場から車で約5分の距離にあります。

24時間営業ではなく6時～24時の営業となります。

カスミ 千代田店

キャンプ場から車で約7分の距離にあります。

同じ敷地内にツルハドラッグもあります。

周辺温泉

皆野キャンプ場の周辺には温泉はありません。

必要な場合はキャンプ場にシャワールームがあります。

30分500円（シャンプー、ボディーソープ、ドライヤー完備）で利用可能です。

周辺グルメスポット

鶏そば炭や

キャンプ場から約30kmの距離にあるのが鶏そば炭やです。

キャンプ場からは離れていますが東京方面から皆野キャンプ場を選択し、下道で国道294を通る場合に通過できます(Googleマップのナビの場合)

メインメニューは特性炭焼鶏そば(1200円)と純生白湯鶏そば(900円)です。

他、チキン南蛮丼(350円)や肉味噌卵丼(280円)など鶏を活かしたメニューがあります。

こちらのお店テレビで紹介されてこともあるようで平日午前でも店内は混雑しておりました。

ソープはサラサラとしておりますがクリーミーな味わいで少しとろみがあり見た目より味わいがしっかりとしております。

麺はもちもちしており麺そのものにスープの味が染み込んでいるかのようで美味しくいただけました。

ただ麺の量がちょっと少なかったかなという感じで一般的な一玉の7割程度の量に感じました。

炭火で炙った鶏肉はしっとりとなめらかで炭の風味を感じられます。

卓上には黒七味と柚子胡椒があります。

どちらも美味しかったですが個人的には黒七味がおすすめです。

替え玉もありますが一玉200円と少しお高めです。

味は間違えなく美味しかったのですが量が少なかったので一玉分の替え玉も頼みました。

ソロキャンプの様子

今回のソロキャンプの様子はyoutubeでも公開中です！

2023年9月にオープンしたばかりの皆野キャンプ場。

インスタとかでも度々タイムラインに流れてきて以前より気になっていたキャンプ場です。

今回使用するサイトは竹林フリーサイトです。

これよりバイクでは進めないため相棒は置いて徒歩でいきます。

設営完了。

今日のお供はバンドッグのソロベース。

こういう林間サイトにはソロベースがよく馴染みます。

荷物を最小限にするため今日はチェアを置いて地べたスタイルです。

周囲の景色は見渡す限りの竹林です。

設営も済んで落ち着いたのでホットなお酒を作ります。

画像に敷いているシートはYAJIN CRAFTの物置マットです。

小物類を置くことができるのでライターやスマホなどの小物類を雑に置けてすぐに取り出せるので使用頻度の高い小物はここに置くといろいろと捗ります。

乱雑に置いても様になるのが魅力ですね。

サイズ展開は複数ありますが自分は45cm×35cmのものを使っています。

アルストで湯沸かしです。

アルストの無骨感が好きで最近シングルバーナーを使わなくなりました。

使っている五徳が非常に便利で連結している4枚板を爪で引っ掛けて固定するだけのシンプル構造なもの。

四隅が風防にもなり使わない時はコンパクトに薄くなるので持ち運びがしやすいです。

湯沸かしを待っている間に簡単なおつまみ作りです。

食材は生ハムとお好みのベビーチーズのみで300〜400円程度でできる簡単でチーズが濃厚なおつまみです。

生ハムを巻いたベビーチーズに味付けしたオリーブオイルを垂らして食べます。

材料は画像の通りです。

ベビーチーズに生ハムを巻いたら味付けしたオリーブオイルをかけて最後にお好みのアウトドア系のスパイスをかけて完成です。

火を使わず一分もあればできるので非常にお手軽で簡単です。

今回はほりにしを使用しました。

寒い日は甘いものが飲みたくなります。

お湯で溶かしたココアをウイスキーで割ります。

ウイスキーに使っているスキレットはスタンレー製のものです。

ガッチリキャップを閉められて漏れもないので重宝しています。

ではでは主役たちがそろった所でいただきます。

いける！

チーズのコクとスパイスの塩味が絶妙に合う。

生ハムチーズはコクがあるので甘い酒ともよく合います。

ココアの甘さにウイスキーの風味を感じられるのが良いです。

小腹を満たした所で今日のメインの焼き肉の準備です。

猛烈にねぎ塩で食べたい気分だったので手作りで作ります。

ちなみに画像に写っているテーブルは折りたたみコンパクトテーブルのトレッキングパッドです。

ただのテーブルではなく収納ケースがそのままカッティングボードにもなるスグレモノです。

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ねぎ塩の材料はこちらです。

類粒系のものはすべて100均でかった容器に移し替えて持ち運んでいます。

同時進行で米を炊く準備をします。

先ほど使っていたアルスト五徳は内皿もあり取り付けることで固形燃料の五徳としても使えます。

寒くなってきたので焚き火も始めます。

今日は焚き火で豪快に鉄板焼き肉です。

まずは鶏肉。

焚き火に鉄板をセットして鶏もも肉一枚を豪快に焼いていきます。

米は上手に炊けました。

ちょうど1合分炊くのには放置ですむ固形燃料が楽です。

ちなみにこちらを使っています。

蒸らしは焚き火手袋で代用です。

焚き火や薪割り意外にもこういう使い道もあるんですw

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チキンは・・・・失敗・・・！！

撮影とかしながらだったので肉を見る暇がなく焦がしてしまいました(言い訳)

まあやってしまったものはしょうがない。

食べれないことはないので食します。

自家製ねぎ塩をまんべんなく落として・・・

いただきます！

果たして・・・

うん！ちょっと苦くなったけどまあいける。

時間が進むごとに気温は下がっていき20時くらいにはもう0.6℃で氷点下まで間近になります。

それでは二巡目いきますよー。

キャンプ場に響き渡るジューっとという香ばしい音。

写真では伝わらないのが惜しいです。

今度はうまくいきそうです。

蓄熱効果の高い鉄板なので片面を焼いたらあとは予熱で焼いていきます。

そうそう使っている鉄板はベルモント社の極厚鉄板です。

燕三条で作っているれっきとしたMADEIN JAPANです。

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見事な焼色です。

ねぎ塩をかけて焼き肉のタレもふりかけます。

結局これが一番美味いんです。

いただきます。

この肉の前では飲まないと失礼。

心が浄化されてゆく・・・。

一緒にかきこむ白飯が美味いのなんの。

どんどん行きます。

肉を数秒焼いたらすぐに裏返します。

使っているトングはUJackのヤミツキトングです。

こちらのトングは刺す、掴む、リフターにもなる万能のトングです。

販売されるやいなや一時期入手困難になったほどの人気アイテムです。

ねぎ塩の食感がたまらない。

焚き火の音を聴きながら食べるだけでも贅沢。

この音だけでも何杯でも酒が飲めそうだよ

焚き火の周囲は32℃近くまであがりました。

美味しい食事も摂れ大満足です。

楽しいソロキャンプになりました。

おやすみなさい。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

ブッシュクラフトがしやすい環境でオートキャンプもできて設備も充実している個人的に欲しい要素がたくさん詰まったキャンプ場でした。

キャンプ場の造りはオーナー様のセンスが感じられてまたオーナー様の人柄も大変良くて馴染みやすくまた通いたいキャンプ場だと思いました。

まだまだ新しいキャンプ場ということもあり今後更なる発展も見込めそうなキャンプ場です。