季節は夏!冷たい飲み物が恋しい季節になりましたね。
普段からキャンプをしている僕からすると夏はキャンプのオフシーズン。もちろんキャンプは行きますがやはり暑くてすぐに喉が乾いてしまいます。
そうです・・・。
節約をしたいという思いと好きなブランド、スノーピークのボトルを使ってニヤニヤしたいという気持ちから勢いで買ってしまいました。
スノーピークのシステムボトル!
そんなスノーピーク製のボトルの性能を今回は徹底検証していきたいと思います。
目次
スノーピーク システムボトルとは?
用途に合わせて使うことができる「3タイプのキャップユニット」
出典:スノーピーク公式サイト
システムボトルは用途に合わせた3つのキャップがあるのが特徴です。
写真だと見にくいですが3ののキャップ全てにスノーピークのロゴが入っています。
次にそれぞれの蓋の特徴を紹介していきます。
THERMAL RID(保温・保冷専用)
黒い蓋が保温・保冷兼用の蓋です。
しっかりと密閉してくれるので液漏れも少なく保温・保冷を兼ねているのでおそらく一番使用頻度が高いのがこの蓋だと思います。
裏蓋の白い面に小さな穴があるのがわかるでしょうか?
この穴は熱湯を入れた時、時間が経った時の温度低下による圧力で蓋が回らなくなる現象を防ぐため開栓時圧力が逃げやすいように施された処理となります。細部にもユーザーの使いやすい処理が施されているんですね〜。
COOLER RID(保冷専用)
白い蓋が保冷専用のキャップです。
この保冷キャップは内部に保冷剤が内蔵されておりキャップを冷凍して冷やすことで飲料缶をボトルの中に入れた時、冷たいまま携行することができます。
蓋を冷凍する時間はメーカー推奨で12時間とのことです。
ちなみに缶を冷やす時はこのように逆さまの状態で入れます。なぜかと言うと・・
上の写真のように缶の上部は少し凸状にふっくらしていてキャップの底側も凸状にふっくらしているのでうまく噛み合いません。
よって蓋がうまく回しきれないわけなんです。
反対に缶の底部はこのように凹んでいますので底側が凸状になっているキャップはうまく噛み合います。
こうなることでしっかりと蓋を締めることができて保冷力も高まるというわけですね。
TUMBLR(タンブラー)
こちらは飲み口がスライド式となっているタンブラーキャップです。
温かい飲み物をちびちび飲みたい時に使いたいですね。
黒丸の部分を横にスライドさせることで飲み口を開閉することができます。飲まない時はしっかりと閉じれば保温性も高まります。
ちなみにこのタンブラーキャップ、蓋裏面のつまみを押し上げることでスライドパーツが取り外し可能です。
取り外すことで全体を隅々まで洗えるので衛生的ですね。
基本スペック
出典:スノーピーク公式サイト
スノーピークのシステムボトルは350mlと500mlの2サイズ展開あります。
製品スペック | ||
---|---|---|
容量 | 350ml | 500ml |
サイズ | クーラーキャップ、保温キャップ取付け時/77×77×171(h)mm、タンブラーキャップ取付け時/77×77×177(h)mm | クーラーキャップ、保温キャップ取付け時/77×77×216(h)mm、タンブラーキャップ取付け時/77×77×222(h)mm |
重量 | ボトル本体/185g、クーラーキャップ/90g、保温キャップ/41g、タンブラーキャップ/38g | ボトル本体/230g、クーラーキャップ/90g、保温キャップ/41g、タンブラーキャップ/38g |
大は小を兼ねるといいますからね。500mlサイズなら35缶もロング缶も冷やすこともできますし。
特に暑い時期なんてたくさん飲み物を飲むので容量がたくさんあったほうが嬉しいですし実際夏場に使っていて大容量タイプのものを買っていて正解でした。
ちなみに各サイズでそれぞれMAXまで飲料を入れた時の重さがこちらです。商品名称ではそれぞれ350、500とついていますが説明書の記載によると各+40mlは余分に入れた状態がMAXの容量みたいです。
重量比較
500mlサイズ=ボトル本体230g + 飲料540ml =770g(+各種フタ重量)
350mlサイズ=ボトル本体185g + 飲料390ml =575g(+各種フタ重量)
真空構造
システムボトルは真空構造になっており結露が全くおきません!
普通のグラスとかにキンキンに冷えた水を入れると水滴でビショビショになりますよね?
この後の検証でキンキンに冷えた水を6時間ほど放置(計3パターン)したレビューがあるのですがこの検証中システムボトルは全くといっていいほど結露が起きませんでした!
真空構造だと内部の温度が外部に伝わりにくくなるので結露が起きにくいというわけですね。
もちろん外側のボトルの温度も常に一定で冷たい水を入れても外側は冷えないですし、熱いお湯を入れてもボトルの外側が熱くなるということはありませんでした。
システムボトルは新型と旧型がある!?
実はシステムボトルは旧型と新型の両方があります。
写真に写っているグレーのパッケージが新型の商品です。
旧型は熱湯を入れてフタを回した時、フタが非常に回しづらくなるという現象が起きていたそうで、先述した保温・保冷キャップに切り込みを入れることで改善したのがこのリニューアル版なんですね〜。
スノーピークでは現在、旧型のシステムボトルのフタのリコールをしておりスノーピークストアに持ち込むか郵送することでリニューアル版のフタに取り替えを行っているそうです。
TW-070とTW071は旧型の品番でTW-070RとTW-071Rが新型の品番です。Rがついているのが新型品番です。リニューアルのRマークだと思えば覚えやすいですね。
これから検討される方は覚えておいて損はないかと思います。
本記事の商品リンクは全てリニューアル品なのでご安心ください。
保冷力はどれくらい?驚きの結果が!
ではいよいよ徹底検証をしていきたいと思います。
ちなみに公式サイトにより保冷力を示す性能はこちら。
保冷力4°C→6°C(外気温20°C、冷蔵庫にて予冷したボトルと飲料缶をセットし、冷凍したクーラーキャップを取り付け6時間放置)
出典:スノーピーク公式サイト
おや?公式サイトや説明書を隅々まで見てみましたが保冷力はクーラーキャップ(白い蓋)を装着した時の検証しか実施していないようです。
そんなことでは我々は物足りません!
本検証では3つ全てのキャップを付けて保冷力の検証をしていきたいと思います!
あと20℃って結構寒くないですか?
どうせなら本記事ではもう少しだけ室温を上げて検証していきたいと思います。部屋の温度はエアコンで25℃になるよう設定しますが素人計測のため多少部屋の温度にばらつきがあることはご了承ください。
ちなみに4℃というのは冷蔵庫で充分にキンキン冷やした時の温度くらいです。
保温・保冷キャップの保冷力を検証してみた
では計測開始です。
冷蔵庫に予め冷やしておいたボトルに水と氷を入れます。
6時間後どのように変化していくのか楽しみです。
※検証中の画像は内部を見やすくするためキャップを外しておりますが撮影時以外はキャップを常に閉めております。
※素人計測のため部屋の温度はエアコンで25℃に設定はしていますが多少ばらつきがあります。
1時間が経ちました。
氷が溶けたことで内部の温度が少し下がり氷もまだ余力はありそうです。
2時間が経ちました。
温度の変化はないといってもいいでしょう。
3時間後。
氷は完全に溶けましたがここに来て温度が下がりました。
3時間経っても温度の変化はほとんど起こりません。
4時間後。
まだ冷え冷えです。
5時間後。
ここに来て5℃まで上がりましたがまだまだ冷え冷えです。
6時間後。
4.3℃。温度が下がりました。上がったり下がったりしていますが冷たい飲み物としては十分な温度を保ち公式の6℃より低い温度を保つ結果となりました。
保冷・保温キャップ 保冷効果検証結果 | ||
---|---|---|
温度 | 前時間比 | |
検証開始 | 4.0℃ | - |
1時間後 | 4.0℃ | -0.7℃ |
2時間後 | 4.1℃ | +0.1℃ |
3時間後 | 3.6℃ | -0.5℃ |
4時間後 | 4.0℃ | +0.4℃ |
5時間後 | 5.0℃ | +1.0℃ |
6時間後 | 4.3℃ | −0.7℃ |
おまけです。
6時間の検証終了後、そのまま6時間寝て12時間後の温度も測ると9.8℃でした。
飲んでみましたが充分に冷たさを感じて炎天下時に飲んでも充分に喉を潤すことできる温度です。
参考までに自宅の水道水の温度を測ってみましたが24℃でした。(6月の水道水の温度)
ちなみに冬場の水道水の温度は10℃以下となりますのでシステムボトルの保温・保冷キャップは半日経っても充分な保冷力を持続できると言って大丈夫でしょう!
クーラーキャップの保冷力を検証してみた
ここでちょっと疑問が。そもそも保温・保冷キャップとクーラーキャップは使い分ける必要あるのか。
中に保冷剤が入っているのでこう思いました。疑問に思ったので検証していきたいと思います。
1時間後。
3.6℃
よく冷え氷も充分に残っているようです。
2時間後。
3.6℃
温度は前回と変わりませんが氷が少しだけ溶けましたがまだ残っています。
3時間後。
3.0℃
氷の大きさはほとんど変わらないように見えますが温度は下がり始めました。
4時間後。
氷がまだ生きています。3℃を下回ることはできるのか期待ですね。
ちなみにこの時点でもクーラーキャップの保冷剤はまだ氷のような冷たさが少し残っています。
検証開始5時間後。
3.2℃
正直ここまで氷が残ってるなんて驚きです。
検証開始6時間後。
2.5℃
ついに3.0℃を下回りました!6時間経って一番冷えるとは思いもしませんでした!
クーラーキャップ 保冷検証結果 | ||
---|---|---|
温度 | 前時間比 | |
検証開始 | 4.0℃ | - |
1時間後 | 3.6℃ | -0.4℃ |
2時間後 | 3.6℃ | ±0℃ |
3時間後 | 3.0℃ | -0.6℃ |
4時間後 | 3.1℃ | +0.1℃ |
5時間後 | 3.2℃ | +0.1℃ |
6時間後 | 2.5℃ | -0.7℃ |
おまけです。
こちらも検証終了後に更に6時間放置した結果5.4℃でした。
クーラーキャップも保冷力にとても優れたキャップといっていいでしょう。
タンブラーキャップの保冷力を検証してみた
タンブラーキャップの保冷力を試していきます。こちらも予め冷やしておいたボトルと水に氷を投入して冷やしています。
スライドキャップを開けるだけで飲みやすいので保冷力が高ければできればこのキャップを使っていきたいですね。
1時間経過。
温度の変化はなく氷も溶けていないようですね。
2時間経過。
氷は大分溶けてきましたが温度は下がりました。
3時間経過。
氷はほとんどなくなりました。水はキンキンのままです。
4時間経過。
ここで完全に氷が溶けました。温度も微減・微増を繰り返しています。
5時間経過。
ほとんど変化がありません。
6時間経過。
ここで一気に温度が上がりました。と言っても1℃程度ですが。
タンブラーキャップ 保冷効果検証結果 | ||
---|---|---|
温度 | 前時間比較 | |
検証開始 | 4.0℃ | - |
1時間後 | 4.0℃ | ±0℃ |
2時間後 | 3.5℃ | -0.5℃ |
3時間後 | 4.0℃ | +0.5℃ |
4時間後 | 3.7℃ | -0.3℃ |
5時間後 | 4.1℃ | +0.4℃ |
6時間後 | 5.1℃ | +1.0℃ |
クーラーキャップでビール缶がどれくらい冷やせるか保冷力を検証してみた
システムボトルのクーラーキャップは中に保冷剤が入っておりボトルの中に缶飲料を入れることで冷たいまま携行できるという特徴があります。
ではそのクーラーキャップとやらがどれくらい保冷力を持続できるかこちらも6時間徹底検証していきます。
検証開始です。
ボトルとビールは冷蔵庫で予め冷やし、クーラーキャップは前日に12時間冷凍させ準備は万端です。
ボトルの中にはビール缶が既にセットされておりこの時の内部温度は4℃でした。
1時間後。
温度は変わらず先行きは良さそうです。
2時間後。
少しだけ温度があがりましたは2時間で0.5℃しか変わっていません。
3時間後。
5.5℃。少しずつですが温度は上昇傾向にあります。
4時間後。
まだまだ飲み頃の温度でしょう。問題なしですね。
5時間後。
5℃を超えたあたりから温度変化はほとんどなくなりました。
6時間後。検証終了です。
内部温度は7℃です。
部屋の温度がスノーピークの検証より暑いこともあるかもしれませんが公式より+1℃だけ高いという結果になりましたが十分飲み頃な温度ですね。
スノーピークのいうクーラーキャップの保冷力がボトル内部の温度なのか缶の中身の温度なのかわかりませんが、本記事では内部温度とさせていただきます。
クーラーキャップ 缶・保冷力検証結果 | ||
---|---|---|
温度 | 前時間比 | |
検証開始 | 4.0℃ | - |
1時間後 | 4.0℃ | ±0℃ |
2時間後 | 4.5℃ | +0.5℃ |
3時間後 | 5.5℃ | +1.0℃ |
4時間後 | 5.7℃ | +0.2℃ |
5時間後 | 5.6℃ | -0.1℃ |
6時間後 | 7.0℃ | +1.4℃ |
おまけです。ここで終わるわけにはいきません。
ビール缶を取り出します。既に6時間経っているのにまるで今、冷蔵庫から取り出したかのように缶はヒエヒエです。
缶やボトル内部は結露が起こっております。画像で冷たい感じが伝わるでしょうか?
ちなみにこんなに内部で結露が起きていても外部は一切結露が起きていません。
ここまで来ると飲みたくてしょうがありません。
ボトルに早速注ぎましたがビールの温度は7.3℃。充分に冷たい温度です。
内部が真空構造のため全部飲み干すまでキンキンに冷えた美味しい状態で飲めました。
保冷検証結果まとめ
スノーピークのシステムボトルの保冷検証結果のまとめです。
スノーピークシステムボトル 保冷効果検証結果まとめ | ||||
---|---|---|---|---|
保温・保冷キャップ | クーラーキャップ | クーラーキャップ(缶冷却) | タンブラーキャップ | |
検証開始 | 4.0℃ | 4.0℃ | 4.0℃ | 4.0℃ |
1時間後 | 4.0℃ | 3.6℃ | 4,0℃ | 4.0℃ |
2時間後 | 4.1℃ | 3.6℃ | 4.5℃ | 3.5℃ |
3時間後 | 3.6℃ | 3.0℃ | 5.5℃ | 4.0℃ |
4時間後 | 4.0℃ | 3.1℃ | 5.7℃ | 3.7℃ |
5時間後 | 5.0℃ | 3.2℃ | 5.6℃ | 4.1℃ |
6時間後 | 4.3℃ | 2.5℃ | 7.0℃ | 5.1℃ |
保温力はどれくらい?これまた驚きの結果が!
続いて保温力の検証もしていきましょう。保冷力が十分な性能を発揮していたので期待できそうですね。
ちなみに公式サイトにより保温力を示す性能はこちら。
保温保冷効力:保温力95℃→55℃(外気温25℃、熱湯にて予熱したボトルに保温キャップを取り付け6時間放置)
出典:スノーピーク公式サイト
どうやらこちらも保温キャップでしか検証していないようですね。
タンブラーキャップで温かい飲み物を飲みたい人だっているはずなのでこの検証では保温・保冷キャップとタンブラーキャップを使って検証していきましょう!
保温・保冷キャップの保温力を検証してみた
検証開始です。
ボトルは予め60℃の熱湯を掛けて軽く温めたあと沸騰させたお湯をたっぷり入れています。
温度計はH.℃表示になっていますが、この温度計は70℃を超える温度を測るとこのような表示になってしまいますためご了承ください・・・。
1時間経過。
H.℃なので70℃以上はキープしています。
2時間経過。
H.℃です。まだまだいけそうですね。
3時間経過。
H.℃です。本当の温度が気になるところです。
4時間後。
おっとここで変化が。68.5℃です。しかしまだまだアツアツですね。
5時間後。
65.4℃。少しずつ温度がジワリジワリと下がっていきます。
6時間後。
62.4℃。検証終了です。公式の検証が6時間後で55℃だったのに対しそれ以上に高いキープ力を見せてくれました。
保冷・保温キャップ 保温効果検証結果 | ||
---|---|---|
温度 | 前時間比 | |
検証開始 | H.℃(70℃以上) | - |
1時間後 | H.℃(70℃以上) | - |
2時間後 | H.℃(70℃以上) | - |
3時間後 | H.℃(70℃以上) | - |
4時間後 | 68.5℃ | - |
5時間後 | 65.4℃ | -3.1℃ |
6時間後 | 62.4℃ | -3℃ |
タンブラーキャップの保温力を検証してみた
検証開始です。前回と同じようにタンブラー本体は60℃のお湯を掛けて軽く温めています。
1時間経過。
H.℃。70℃以上をキープです。
2時間経過。
H.℃。状況は同じです。
3時間経過。
69.9℃。お、70℃を下回りました。
4時間後。
H.℃。微妙なさじ加減か少し温度が戻りました。
5時間経過。
64.6℃。おそらく70℃くらいであっただろう一時間前より5℃程度温度が下がりました。
6時間後。
59℃。検証終了です。公式が保温・保冷キャップで55℃だったので十分に熱い温度をキープできました。
保冷・保温キャップ 保温効果検証結果 | ||
---|---|---|
温度 | 前時間比 | |
検証開始 | H.℃(70℃以上) | - |
1時間後 | H.℃(70℃以上) | - |
2時間後 | H.℃(70℃以上) | - |
3時間後 | 69.9℃ | - |
4時間後 | H.℃(70℃以上) | - |
5時間後 | 64.6℃ | - |
6時間後 | 59.0℃ | -5.6℃ |
保温検証結果まとめ
保温・保冷キャップもタンブラーキャップも高い保温力を見せてこれ共に高水準な結果となりました。
スノーピークシステムボトル 保温効果検証結果まとめ | ||
---|---|---|
保温・保冷キャップ | タンブラーキャップ | |
検証開始 | H.℃(70℃以上) | H.℃(70℃以上) |
1時間後 | H.℃(70℃以上) | H.℃(70℃以上) |
2時間後 | H.℃(70℃以上) | H.℃(70℃以上) |
3時間後 | H.℃(70℃以上) | 69.9℃ |
4時間後 | 68.5℃ | H.℃(70℃以上) |
5時間後 | 65.4℃ | 64.6℃ |
6時間後 | 62.4℃ | 59.0℃ |
水漏れはするの?ボトルを横に倒したままにして検証してみた!
マイボトルであれば常に持ち運ぶものですし横に倒して収納した時水漏れが心配・・・って方は多いかと思います。
ではスノーピークのシステムボトルを横に倒して6時間放置した場合どれくらい水漏れがするのか検証していきたいと思います。
保温・保冷キャップで水漏れ検証をしてみた
保温・保冷キャップは水漏れ防止のため縁にゴムパッキンがついています。
簡単に取り外しもできて洗うこともできるので衛生的ですね。
検証開始です。
検証方法は至ってシンプル。ボトルを横に倒して一時間毎にどれくらい漏れたか確かめます。
それを6時間分やろうかと思います。
一時間経過。
ボトルを起こして水漏れがないか確認しますが水は今の所漏れていないようです。
2時間経過。
おっと少しだけ漏れてしまったようです。以外に早かったですね。
3時間経過。
漏れた水滴がボトルを伝ったのか少し横に長くなりました。水の量的には変わっていないような・・・。
4時間経過。
ほぼ変化なしでしょう。
5時間経過。
乾いてしまったのか前の時間と比べ水の量が減っています。
6時間経過。
水は完全に乾いてなくなりました。どうやら最初にほんの少しだけ漏れてその後はほぼ漏れなしだったようです。
結果、保温・保冷キャップはほとんど水が漏れないということでいいでしょう。
クーラーキャップで水漏れ検証をしてみた
お次はクーラーキャップで検証します。
クーラーキャップも写真上部のグレーのゴムパッキンがありこれが水漏れを防ぐ役割を果たしてくれます。
前回同様横に倒しそのまま放置していきます。
水の容量はMAX540mlまで汲んでいます。
1時間が経ちました。
極僅かに水漏れがありますは問題のない範囲ではないでしょうか。
2時間後。
前回より若干増えている感じはしますが問題はないと思います。
3時間後。
前回とほぼ変わりません。
4時間後。
相変わらず変動なしです。
5時間後。
蒸発したのかボトルが水にひっついてしまったのか少しだけ水の量が減りました・・・。
追加で水漏れはなさそうです。
6時間後。
更に水の量は減り写真ではわからなくなりましたが極僅かに水が残っています。
こちらも蒸発かボトルに水がひっついたのがわかりませんがもはやほとんど見えなくなりました。
結論、クーラーキャップでは水漏れはほとんど起こりませんでした!
タンブラーキャップで水漏れを検証してみた。
最後にタンブラーキャップの水漏れ検証をしていきます。
それでは真横に倒して参りましょう!
1時間経ちました。
あちゃ〜。
タンブラーキャップはそもそも密閉ではなく隙間が空いているのでこのように水はダダ漏れしてしまいます。
1時間でどれくらい漏れたのかというと252mlです。
ボトルの最大容量が540mlですので約半分は漏れてしまったことになります。
よってタンブラーキャップのまま持ち運びすることは不向きといえますね。
ということでタンブラーキャップでのこの後の検証結果はわかりきっているので中止とします。
洗いやすさ
市販に売られているマグって飲み口部分だけ細くなる形状のものが多いですがシステムボトルは底部から天辺まで同じ経で広いのでとても洗いやすいです。細管用ブラシも必要なく手をそのまま突っ込んで普通のコップを洗うのと同じ要領で洗えるのでとても楽でした。
蓋もパッキンもパーツが大きく取り外しも簡単です。スポンジが届かないパーツは一切ないので衛生的です。
まとめ
システムボトルのおすすめポイント
- 保温・保冷能力が完璧。特に保冷なら半日以上経っても十分な保冷力を維持。
- デザインがおしゃれ
- 飲み口が大きいので手を入れて隅々までスポンジで洗うことができるので衛生的。
- パーツがボトル・蓋・ゴムパッキンの3つの構成でどの部品も大きく取り外しも容易なので洗いやすくい衛生的
- 用途に合わせた3つのキャップがある
システムボトルの注意点
- 本体が他の既製品と比べ太くて大きく重い
- 極々僅かではあるが少量は漏れる
いかがでしたでしょうか?
マイボトルの一番の欠点といえば洗うのが面倒、毎日飲み物を入れるのが面倒ということがあげられますが150円の飲み物を月に20日買うとしたら月に3000円、年間にしたら36,000円掛かってしまします。ですがマイボトルに切り替え3年間続けるだけでも10万円以上は節約できます。
特にマイボトルはペットボトルや缶と違い保冷・保温力が高いのでいつでも最適な飲み頃な温度で飲めるという利点もあります。
昨今、レジ袋が有料化しプラゴミ削減などの環境問題が更に拍車が掛かっておりますが大切な自然を守るためにマイボトルを使い始めてみてはいかがでしょうか?