静寂に包まれた森の中、あたりは焚き火の爆ぜる音や虫の声だけの世界。
そんなキャンプの夜を雰囲気を決めるのはランタンの明かりといっても過言ではありません。
しかし自分はバイキャンパー。
たとえおしゃれでも大きいランタンは持ち運べません。
そこで今回紹介するのはバイクキャンパーでも持ち運びが楽な小型のランタンの紹介です。
今回は5050WORKSHOPのミニマライトを実際に購入したならではのレビューや口コミに関する補足をしていきます。
5050WORKSHOPとは?
フィフティーフィフティーワークショップと読む。アウトドアだけでなく普段使いでもできるような機能性高いギアの開発を目指すガレージブランド。黒色系の色展開が多くブラックキャンパーにも人気。
目次
ミニマライトの特徴
特徴①軽量コンパクトスリム
ミニマライトはとってもスリム!
重さもわずか105gと軽いのでカラビナやネックストラップをつけて夜出歩く時に服につけてても全く苦ではない重さです。
小さく形状も筒状なのでちょっとしたスペースにもしまいやすく持ち運びしやすいです。
特徴②暖色・昼白色で切り替えられる
色は暖色系/温白色の2パターンです。
切り替えは本体のスイッチを押すことで温白色⇔暖色と切り替えられます。
特徴③ハンディライトモードが搭載
ミニマライトはランタンとしての使い方だけでなくハンディライトモードがあり前方を非常に広範囲で照らすことが可能です。
ハンディライトモードはスイッチを押すたびにハンディライト⇔ランタンと切り替わる仕様です。
ハンディライトモードでは照射範囲を調整することが可能です。
通常時では付近前方を明るく照らしますが赤丸の部分を引っ張ることにより遠く離れた場所もズーム照射が可能になります。
引っ張り具合によって照射範囲も自由に調整が可能です。
実際にハンディライトの実力を見てみます。
ここはとある山の中の画像。
前方にテントサイトの明かりが見えますが足元が完全に見えない真っ暗な状況です。
通常時のハンディライトの照射範囲はこのような感じです。
広範囲に明かりが広がり前方がくっきりと見えるようになりました。
通常の使用の範囲ではこの状態が一番使いそうですね。
ミニマライトのハンディライトは明かりの照射範囲を絞ることができ上の画像は最大までズームしたものです。
前方周囲の明かりは少し暗くなりますがズームアウト時の比べ上の画像ではぼやけていた森の陰影もくっきり見えるようになりました。
使用シーンのイメージとしては前方になにかあるのはわかるけど何だかわからない場合などでしょうか。
ズームすると対象のものにしっかりと光があたり物体などを把握することができます。(ちなみに画像は公衆トイレです)
その範囲は最長で脅威の100m!
暗闇で遠くにいる動物などを早く発見して危機回避することもできそうですね。
特徴④ランタンモードでは最大200lmとソロキャンプでは十分な明るさ
ランタンモードでは温白色時で最大200lmで電球色で180lmです。
ソロキャンプの範囲では十分に活動できる明るさです。
温白色と電球色で一段階レベルを落とした時の明るさはこんなイメージです。
先程の画像は引きでの画像ですが実際の活動エリアでの明るさイメージはこんな感じです。
キャンプサイト全体を照らせるほどの光量ではないですが椅子に座りながら調理などの作業も普通にできるくらいには明るいです。
明かりを一段階落とした場合での明るさイメージはこんな感じです。
この明るさだと作業自体はできますが少し心許ないのでサブランタンとしてスポットで明るさがほしいときに使うかテント内などでの使用を推奨します。
白色:最大200lm・最小100lm/暖色:最大180lm・最小80lm
ルーメン数(明るさ)の目安
100ルーメン:自分の周囲や手元・足元、小型テーブルを照らすのに最適。テント内であれば室内を十分に照らすことも可能。屋外使用時のソロキャンプでギリギリの光量。サブとして使うのが好ましい。
200ルーメン:ランタンの周囲3〜5m程度を程よく照らすことが可能。ソロならメインランタンとしても使える。ランタンとして実用的なのはこの辺から。
300~500ルーメン:ファミキャンなどでリビングスペースを十分に照らすことができるほどの明るさ。グループキャンプやファミリーをするなら最低この光量は欲しい。
1000ルーメン:キャンプサイトほぼ全域を照らすことが可能。グループキャンプやファミリーにオススメ。
光量の切り替えもスイッチを押していくだけで切り替わるので簡単操作でOKです。
点灯のおさらい(スイッチを押すたび)
特徴⑤防水防塵仕様
防水防塵の規格はIP44です。
IP44というのは防水防塵の規格で44という数値はのは水や砂などの固形物からどれほど守れるかのレベルを表します。
44は直径1mm以上の砂などの固形物が入らず、あらゆる方向からの水しぶきを浴びても支障がないことを表します。
キャンプで使う分には十分なスペックと言えます。
特徴⑥緊急時にはモバイルバッテリーになる
ランタンやハンディライトの他、ミニマライトは緊急時にはモバイルバッテリーとして使うこともできます。
バッテリー容量は2500mAhで最近のスマホだと大体6〜7割ほどは充電できる容量です。
キャンプでモバイルバッテリーを忘れてしまった時などの緊急時にチャージャーや防災用品としても使用できるので困ったときにも安心ですね。
商品スペック
パッケージ外観はこちら。
シンプルでいておしゃれです。
付属品は本体のほか、充電用のケーブルと説明書です。
本体上部にはフックとシリコンカバーで防水・防塵仕様になっています。
ランタンフックの形状によっては別途カラビナをつけるなどしないと取り付けが出来ないタイプのものですね。
充電・給電・充電方法は嬉しいタイプCです。
給電はタイプAから。
スイッチは一個のみでここを押すたびにモードや明るさが切り替わっていきます。
本体の模様は個人的にはおしゃれで好きです。
ちなみにもっと大光量のランタンを求めている方はルーメナー2もメインランタンとしておすすめです。
最大1500lmでファミキャンでも十分すぎる光量でバッテリー容量も10,000mAhもありモバイルバッテリーとしても使えます。
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ミニマライトのスペック | ||
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サイズ | H123×W26.5×D26.5mm | |
重さ | 約107g | |
カラー | 黒・カーキ・シルバー | |
素材 | アルミニウム(アルマイト加工) | |
バッテリー容量 | 2500mAh | |
稼働時間 | 各強モード 6h/各弱モード 10h | |
0からの充電時間 | 約5h | |
ハンディライトモード(lm) | 強250lm | 弱100lm |
白昼色(lm) | 強200lm | 弱100lm |
暖色(lm) | 強180lm | 弱80lm |
まとめ
ミニマライトのおすすめポイント
- 軽量コンパクトで持ち運びしやすい!
- キャンプには十分な防水・防塵仕様
- 暖色系の明かりでキャンプサイトの雰囲気を壊さない
- ランタン・ハンディライト・給電の3WAYで使える!
ミニマライト注意点
- ソロには十分な光量だが多人数ではサブランタンとして使うのを推奨。
- ランタンフックの形状によっては取り付けに別途カラビナが必要
いかがでしたでしょうか?
軽量コンパクトでソロキャンプには申し分のない光量のミニマライト
ランタンはいくつももっていますが何故か無性に集めたくなるギアの一つです。
特にハンディライト機能は自分がもってるランタンでも持っていない機能でした。
キャンプサイトを照らしたりテント内を明るくしたり出歩きの際に使ったりと何かと色んな用途で幅広く使えるランタン。
すでにランタンをお持ちの方でもサブランタンとしてもおすすめしたいギアでした。
今回紹介したギア一覧