みなさん焚き火をしたり熱いものを持つ際に耐熱手袋は使っておりますでしょうか?
耐熱手袋は熱さから手を守るのはもちろんペグをハンマーで叩いたり薪割りやフェザースティックを作るときに手を保護するためにも使用でき以外と使用シーンは多いものです。
ですよね・・・。僕もいろいろな焚き火手袋を試してみました。
僕は焚き火手袋を3つ持っていますがその中で是非ブログ記事にしたいなと思うほど良い焚き火手袋をついに見つけたので是非レビューしていきたいと思います!
目次
購入経緯について
冒頭に述べたとおり僕は3つの焚き火手袋を持っています。
しかし以下に記載する理由で惜しくも二軍落ちとなってしまった焚き火手袋があります。
1つ目がglobalsportsの耐熱手袋です。
僕がキャンプを始める際に一番最初に買った耐熱手袋でした。
この耐熱手袋の耐熱性は500℃と性能は申し分なかったのです。
手袋をはめると手首から10cmくらい先まで保護され安全性にはかなり優れて入るのですが僕のようなツーリングキャンパーにとってはちょっとサイズが大きかったんです。
なのでいつも持ち歩くということもなくなりいつの間にか2軍落ちしてしまったギアの一つです。
続いて2つ目がKincoの革手袋です。
前回の反省点を活かしコンパクトな革手袋を選んだわけです。
手にはめた時の可動性はとても良く指の動きもしなやかで1軍キャンプギアの仲間入りかな?って思っていました。
ただ実際に使用していると一つ問題が・・・。この手袋は耐熱性に特化しているというわけではありませんでした。
火がついている薪は一瞬しか持てず、焚き火で熱したばかりのクッカーは2〜3秒しか持てずと火の取り扱いに関してはダメだったんです。
もちろん固有の性能としては素晴らしく決してこの2点の手袋を否定するというわけではありません。
しかし、コンパクトサイズと耐熱性の2つの手袋のいいところ取りをした手袋を見つけてしまったんです。
それが東和コーポレーションの「EXTRA GUARD TAKIBI」です!
東和コーポレーションとは?
昭和22年創業、70年以上にわたり工業用手袋を製造している作業用手袋メーカー。あらゆる作業環境において「安全」ということを重視しており利用者の「ケガ」から開放させたいという思いが込められて開発・製造されている。アウトドア、清掃、耐薬、運送、建設などあらゆる場面に特化した専用の手袋を多く取り扱う。
開封!
開封!ってほどでもないですがエクストラガード焚き火の外観はこちら。
このパンプキンカラーがキャンプに絶妙にマッチしておりますね!
というのも業務用の商品ってデザインが味気ないものが多いですがこの手袋に関してはキャンプでも「映える」ように意識して作られたデザインとのことなんです。
商品スペックはこのようになっています。
商品スペック
全長:27cm
中指の長さ:8.5cm
手のひら周り:24cm
材質:牛床革、綿
う〜ん、耐熱性に優れているとは記載されていますが具体的な耐熱温度は書かれていないようですね。
エクストラガード焚き火の特徴
耐熱性に優れている
ではエクストラガード焚き火がどれくらい耐熱性に優れているか検証していきます。
まず内側の素材ですが綿で出来ており火に強い素材で仕上がっています。
では耐熱性の検証です。
焚き火に直接手袋をかざしてみました。
最初の8秒程度は全く熱を感じず9〜10秒くらいで熱を感じるようになりました。
8秒というのは焚き火にかざすのであればかなり長時間耐えられている部類ではないのかと思います。
続いて火のついた薪はどれくらい掴めるのかという検証です。
手持ち撮影だったためブレブレですが動画の3秒あたりから薪を掴み始めています。
その後8秒まで持つことができたので5秒程度であれば手に持っても熱くありませんでした。
5秒あれば薪の組みかえをするのにも充分な時間なのでその名の通り焚き火に特化した手袋だといえるのではないしょうか。
ケトルで耐熱検証
次に焚き火で湯沸かししたケトルを持てるのか検証してみました。
焚き火での湯沸かしはシングルバーナーと違い超高温で熱するので本体全体が相当に熱くなります。
動画を見れば分かる通り、結果は全く熱さを感じませんでした。
コーヒーのドリップやカップラーメンにお湯を注ぐのであれば余裕でできます。
その後一分間持ち手を持ち続けましたが特に問題なさそうです。
注意ポイント
耐熱性は個人による検証・判断で耐熱の限界に挑んでおりメーカー非推奨の使い方が含まれている可能性があります。実際のご利用の際は適切な範囲での利用をお願いします。
しなやかで指がうごかしやすい
手袋は5本指タイプのものでフリーサイズなので男性・女性ともにハメやすくなっています。
この動画は初回使用ですがご覧の通り長い間使っていたのかと思うくらい初めから手に馴染み柔らかいです。
手を閉じたり開いたりすることも窮屈感がなくスムーズで指も一本一本動かすことが可能で手袋としての取り回しはかなり良いです。
洗濯OKだから清潔に使える!
エクストラガード焚き火は生地にオイル加工が施されており質感は少しシットリしたような感じです。
オイル加工をすることで耐水性にも優れ繰り返し使って洗えるようになっています。
劣化を守る表革がある
エクストラガード焚き火には手袋がダメージを受けやすい親指の付け根部分のあたりに黒色の表革が施されております。
この部分って摩耗が激しいため通常使いでもいつの間にか小さな穴が空いてしまったり劣化が激しい部分ですよね。
こういう処理がされているのはさすが70年も続く作業用手袋メーカーといったところですね。
サイズがちょうどよいサイズ!
僕はバイクでキャンプをするので薄さやコンパクトさにこだわるのですがエクストラガード焚き火はちょうどよいサイズ感です。
手にはめると手首にかかるくらいの大きさですね。
短いのでは?と不安になるかたにお伝えしますと実際に何度か使用してても「あともう少し長かったらな・・・」と感じる場面はなくこのくらいで充分だと感じています。
ちょっと薪をくべたり熱いものを持つくらいの使い方であればこの長さで問題ないかと思います。
まとめ
いかがでしょうか?
エクストラガード焚き火は小売店から焚き火用の手袋がないのか?という問い合わせを受けたことから始まり、昨今のキャンプブームを受け東和コーポレーションが初めて焚き火用の手袋として焦点を当てて開発した商品となります。
これだけの性能でありながら安価でユーザーが買いやすい価格設定にもなっているのにも好感がもてますね。
キャンプは火傷をしたりハンマーで指を叩いてしまったりなどケガはつきものです。
だからこそ機能面や安全性にこだわりのあるメーカーの商品を使って是非とも安全・安心なキャンプライフを楽しみたいですね。
▼今回紹介したギア一覧