こんにちは。ひとりキャンプ部、ブログ管理人のあき(@aki.camp_life)です。
突然ですがキャンプの夜はどうお過ごしでしょうか?
僕はぼーっと焚き火を眺めたり、本を読みながら酒を飲んだり、音楽を聴きながら酒を飲んでいます。
ですが最近ハマっていることがあります!
それはキャンプ場で映画を観るといこと。
最初はスマホの小さい画面でもキャンプ場で観る映画は特別感もあり満足していました。
しかしあるとき思います。
アウトドアで大画面で観れたらどんなに最高だろうか。
そこで!
いろいろと調べていくうちにまさにキャンプ用のプロジェクターと言ってもいいくらい最適な小型プロジェクターを見つけたので紹介します!
目次
キャンプ用プロジェクターに必要な条件
まずキャンプ用のプロジェクターとして必要な条件はなにかと考えてみました。
小型で軽量
僕のようなツーキャンをする人にとっては特に小型軽量は優先度の高い条件となります。
バイクでキャンプに行かない人でもなるべく荷物は最小限に小型で納めたいですよね?
内蔵バッテリーがありUSB給電可能なこと
キャンプ場、、、それはつまり野外ということです。
キャンプ場には電源が取れるところもありますが
毎回電源サイトを借りる余裕もありません・・・。
つまり
・内蔵電池であること
・USB給電ができること
これは必須条件となります。
無線でスマホとつながる
大体のプロジェクターはスマホと有線か無線接続してスマホの画面を投影することができます。
つまり、プロジェクターとスマホを接続すれば今日撮影したキャンプの写真も仲間内で鑑賞会をすることができます。
有線接続だと自分の居場所が固定されて居住性が下がります・・・。
僕はキャンプで居住性を重視するので無線接続は必須の条件でした。
予算は二万円台!
初めてのプロジェクターだし、まずは安いプロジェクターを探しました。
amazonで探してみると安いプロジェクターは1万円台で買えるものもあります
サイズも大きくACからしか電源が取れないものが多くそのようなプロジェクターは除外しました。
小型でUSBを給電となると2万円台〜が多いようで予算は2万円台までと決めました。
画質は並程度!高解像度にはこだわらない
安いプロジェクターなのである程度妥協した点もあります。
それは画質。
最低限であればいいと。
あくまでメインの使用場所はキャンプ場。野外です。
テントの中でそこそこな画質で映れば大丈夫だと思い高画質なプロジェクターは選択肢から除外しました。
ついに見つけた!キャンプと相性の良いakasoフォーカスミニビデオプロジェクター
これらの条件のもといろんなプロジェクターをamazonで調べました。
それが「akaso フォーカスミニビデオプロジェクター」です!
外箱は無駄のないシンプルな白箱に商品名が書かれているだけです。
文字はシルバーで光を当てると虹色に反射して高級感があります。
akasoというのは調べてみるとアクションカメラやアクセサリーなどを製造している中国のメーカーのようです。
アクションカメラといえばGoProが有名ですね。
Goproは本体だけでも4万円ほどしますがakasoの公式サイト(海外サイト)を見てみるとakasoのアクションカメラは1万円ほどと格安で販売しているようです。
Amazonのレビューを見てもそこそこ評価はいいようで安いのに実用的レベルに問題なく使えるというコメントが多く見られました。
いざ開封の儀です。
最初に出てきたのはプロジェクター本体。
本体のプロジェクターはしっかりと梱包されております。
その下に付属品が入っていたので付属品を全部出してみました。
akasoフォーカスミニビデオプロジェクターの同梱物
- プロジェクター本体
- リモコン
- ミニ三脚
- Type-A to Micro USBケーブル
- ACアダプタ
- HDMIケーブル
- 説明書(クイックスタートガイド)
プロジェクターを持ったことない人でも投影に必要な機材は揃っていますのでこれさえあればすぐに自宅やキャンプ場でもプロジェクター鑑賞ができるようになります。
1.プロジェクター本体
本体は驚きのスマホサイズ。とっても小型。
プロジェクターってもっと大きいイメージがあったんですがここまで薄いものがあったんですね。
薄さはわずか1.6cm
重量は220g
ちなみにiPhone8は148gです。
バッテリー残量は青色のランプで表示されます。
青色一つにつき25%を示しています。
前面にはレンズとファンの通気孔があります。
本体裏には三脚用の取り付け穴があります。
本体左右にはステレオのスピーカーがありました。
右側面には様々なポートがあります。
各種ポート説明
一番左側から
- DC(マイクロUSB)
- USB
- HDMI
- イヤフォン
- マイクロSDカード スロット
左側面には様々なスイッチがあります。
各種ボタン説明
一番左側から
- ピント調整ダイヤル
- 戻る
- 巻き戻し
- 早送り
- 決定ボタン
- 投影&バッテリーモード
(左に4秒間スイッチをつまみ続けると投影モード、右に弾くとバッテリーモード。本体がモバイルバッテリー代わりになります)
投影モード(スイッチ左)にするとスピーカーの左側が緑色に「点灯」します。
バッテリーモード(スイッチ右)にするとスピーカーの左側が緑色に「点滅」します。
投影モードにすると前面のレンズが光りだします。
ファンの音はしますが気にならないレベルで結構静かでした。
2.リモコン
こちらがリモコンです。
リモコンの各種機能は説明書にかいてあります。
電池は単4電池を使用します。
電池は付属していないので用意しておきましょう。
3.ミニ三脚
akasoミニプロジェクターには付属でミニ三脚がついてきます。
本体背面の三脚用の穴に時計回りで回すとはめ込むことが可能です。
角度の調整も自由自在なので高い位置にある壁にも投影が可能です。
ちなみにこのまま床などに寝かせれば天井にも投影可能です。
三脚の高さも足の先端を引っ張れば調整可能です。
4.Type-A to Micro USBケーブル
主にプロジェクターを充電したり逆にプロジェクターをモバイルバッテリー代わりにしてスマホなどに充電をする際に使用します。
長さは約90cm
5.ACアダプタ
ACアダプタです。
アダプタにはUSBポートがついていますのでパソコンなどがなくてもコンセント経由で充電が可能です。
6.Type-A to Micro USBケーブル
HDMIケーブルです。
長さは約80cmあります。
7.説明書(クイックスタートガイド)
最後に説明書です。
言語は英語、スペイン語、日本語です。
この手の説明書って翻訳がおかしいものが多いですがこの製品の説明書は特に問題なく読むことができました。
実際に使ってみた
それでは実際に投影してみましょう。
まずは家の中で試してみます。
光を使って投影するので当然周囲が暗ければ暗いほどはっきりくっきり映るようになります。
テレビ
初めてプロジェクター使ってみましたがその迫力には正直驚きました。
家の中が一気に映画館のようになった気分です。
ちなみに映像はプロジェクター用の投影シートをつかっているわけはなく家の白い壁にそのまま投影しています。(白いデコボコした壁です)
壁目一杯に投影して86インチ相当(幅190×縦107cm)の大画面になりました。
こうなるといろいろ映したくなってきます・・・笑
テレビ画面の投影方法はテレビ側についているHDMIケーブルを外してプロジェクターに差し込めばこのように投影できるようになります。
PS4
続いてPS4の投影です。
すごいっ・・・!
大画面になるだけで迫力が段違いですね。
キングダムハーツ3をプレイしてますがリミカのXIII機関結局一度も勝てませんでした・・・。
PS4の画面を投影するときはテレビ側に差し込まれているPS4のHDMIケーブルをプロジェクター側に差し替えればOKです。
Switch
大人にも子供にも大人気のNintendo Switch
もちろんこれもプロジェクターで投影可能です!
SwitchもPS4同様、テレビ側についているSwitchのHDMIケーブルをプロジェクター側に差し替えればOKです。
ちなみに上記の画像はプロジェクター起動時のホーム画面ですがテレビやゲームの映像を出力する場合はHDMIという赤枠の項目を選択すればOKです。
YouTube
このプロジェクターはyoutubeを見ることも可能です。
プロジェクターにはスマホの画面を映すミラーリング機能が搭載されています。
試しにYouTubeを見てみましたが問題なく投影可能でした。
普段スマホの小さな画面でしか観ることのないYouTubeですが大画面で観るだけで大分臨場感が違ってきます。
ミラーリングの方法は簡単です。
スマホの画面を投影する方法は2つあり赤枠の「ケーブルで接続」を選択するかお隣の「Wi-Fiで接続」を選択します。
ケーブルで接続の場合の方法です。
普段使っているスマホの充電ケーブルをプロジェクターと接続するだけです。
Wi-Fiで接続する場合は、プロジェクター本体の電源をつけた状態でスマホ側でWi-Fiを検索すると「AKASOミニプロジェクター」の項目が出てくるので選択するだけで自動的に繋がります。
接続に必要なパスワードは接続設定をするときに知ることができます。
これだけでスマホの画面を壁やスクリーンに映すことが可能です!
akasoモバイルプロジェクターは自宅でゲームやテレビを見る分であれば全く問題なさそうなことがわかりました!
プロジェクターだけでアマプラは映るのか!?
ではでは・・・
スマホでミラーリングしたのでアマプラのアプリを開いてみます。意味もなくスラムダンク選択してみました。
再生してみます。
・・・
・・・
・・・
あれっ?
ずっとロード中のマークがぐるぐる回って動きません。
他の動画もHuluなど他の動画配信サービスも同様でみることができませんでした。
これについて調べてみるとどうやらアマゾンプライムビデオを始めとした動画配信サービスはミラーリングの機能を制限して映らなくしているようです。
利用規約にも書いてあるとおり(←普段読んでいない)
アマプラなどの動画配信サービスは利用者個人のみがサービスを受けることができ、ミラーリングでテレビに出力したりプロジェクターに出力したりなどで複数人が視聴できるようなことが想定される利用方法の場合、サービスの利用自体ができなくなる
とのことでした。
プロジェクターで動画配信サービスを観る方法
どうやらプロジェクターで動画配信サービスを視聴するにはFire TV Stickとなるものが必要なようです。
僕は既にアマプラ会員なので本来であれば必要のない代物ですがキャンプでアマプラを見たい夢を叶えるために購入しました。
開封してみます。
同梱物はFire TV Stick本体、microUSBケーブル、AC電源アダプタ、取扱説明書、HDMI延長ケーブル、リモコンとその電池です。
キャンプ場でアマプラを観るのに必要なものは
・akasoフォーカスミニビデオプロジェクター
・Fire TV Stick
・microUSBケーブル
・モバイルバッテリー
以上4点です。
リモコンはあってもなくてもどちらでも大丈夫ですが操作するときに楽なのであったほうがいいでしょう。
Fire TV Stickは内蔵電池が搭載されていないため、このようにモバイルバッテリーや付属のACアダプタに繋いで常時電源を供給させる必要があります。
プロジェクター側も動画を見ている限り電池残量が減っていくので余裕があればプロジェクター側も充電しながらのほうがいいかもしれません。
ちなみにプロジェクターの電池持ちは大体2〜3時間程度は持つので映画一本くらいであれば電源の供給なしでも持ちこたえることができます。
アカウント情報など初期設定を完了させ、Fire TV StickをプロジェクターのHDMI端子に取り付け画面を投影してみました。
動作良好問題ないようです。
不測の事態もありましたがなんとかアマプラも観ることができる環境が整いました。
プロジェクターをキャンプで使ってみた
それでは環境も整ったところでいよいよキャンプで実践してみます。
使用するテントはパンダTC+です。プロジェクターは投影対象物(壁やスクリーンなど)から離れれば離れるほど大きな画面に変わっていきます。
では撮影環境を整え投影してみます・・・。
映りました!
なんとかアマプラの映像をテント内で投影することに成功しました。
投影距離が短いので23インチ(幅50cm)程度となりましたがテント内で観るには十分な大きさだと感じました。
ちなみに外でアマプラを観るためには別途Wi-Fi環境も必要で今回はスマホのテザリング機能を経由して使っています。
テザリング機能
スマホのデータ通信を利用してスマホをWi-Fiルーター代わりにすること。ポケットWi-Fiなどがなくてもスマホがあれば外出先でノートパソコンやタブレット端末が利用できるようになる。
※携帯事業会社ごとに申し込みが必要で有料の場合と無料の場合がある
テザリングはスマホのデータ通信を使用しているため使いすぎには注意が必要です。
キャンプで見る場合、アマプラの動画品質は中画質に変更しておきましょう。そうすれば2時間程度の映画であれば一本あたり1.2GBで済みます。(一時間あたり0.6MB)
毎週末キャンプに行っている僕が一回あたり一本映画を観るとして月に4本映画を観ることになりますがそれでも4.8GB程度の消費量となりますのでこの方法は50GBプランなど大容量のプランを契約している人向きの方法にはなりますかもしれません。
ちなみにFire TV Stickはスマホのように予めダウンロードする機能が備わっていません。なので通信量との戦いになります・・・。
YouTubeはスマホとミラーリングすれば問題なく外出先でも使用でき予め動画をダウンロードしておけば通信量を使わずに使用することが可能です。
▼今回紹介したギア一覧
まとめ
アカソミニプロジェクター記事まとめ
- YouTubeの動画ならすぐに視聴可能
- アマプラなどの動画配信サービスは別途Fire TV Stickが必要(要モバイルバッテリー)
- AC電源不要でどこでも視聴が可能
- USB給電が可能なのでモバイルバッテリーがあれば長時間の視聴も可能
- プロジェクター本体がモバイルバッテリー代わりになるのでスマホの充電切れなど不測の事態にも対応可能
- ほぼスマホサイズで持ち運びも楽々
いかがでしょうか?
家でもアマプラで映画は見たりしますが家でできることを敢えてキャンプでも楽しむというのもキャンプの醍醐味ですよね。
よりテント内の環境を自宅のような快適な環境にしたいと目論んでいる僕にとって今回いい買い物ができたかなと思います。
特にAC電源不要で小型でツーキャンするような僕にとっても手軽に持ち運びしやすいのがこのプロジェクターの最大の魅力です。
キャンプ用のプロジェクターを探していたという方に是非オススメしたいプロジェクターでした。
▼今回の記事で使用したもの