突然ですがキャンプ地といったらどういうロケーションを想像しますか?
湖や草原、海や山、森の奥でひっそりと・・・それぞれの好きなロケーションがあるかとは思います。
今回紹介するのは大迫力の滝がキャンプ場からすぐに見える場所にある野栗キャンプ場(別名:竜神の滝キャンプ場)の紹介です。
目次
野栗キャンプ場(竜神の滝キャンプ場)の魅力
野栗キャンプ場は群馬県の上野村にあるフリーサイトのオートキャンプ場です。
キャンプ場には大蛇が棲むという伝承のある竜神の滝があることから利用者からは竜神の滝キャンプ場とも呼ばれています。
竜神の滝はキャンプ場から徒歩1〜2分で行ける距離にあり、大きい滝ではないもののその迫力は圧巻です。
しかも野栗キャンプ場はチェックイン、チェックアウトともにフリーで好きな時間に出入りすることができるようで管理人不在のときに設営しても後から料金を支払えばOKとのことでした。
また、廃材ではありますが100円で薪が使い放題なんです。直火もOKなので秋冬なんかは暖もずっと取れるので特に嬉しいサービスですね。
宿泊代もバイク500円、車1000円で一泊できる料金設定も魅力的です。
受付
国道299号から脇道に入りバイクを走らせること数分、野栗食品という個人商店が野栗キャンプ場の受付となっています。
事前に情報を調べてなかったらうっかり通り過ぎてしまいそうですね・・・笑
チェックインは店内のカウンターにいき氏名・住所を書いてチェックインは終了です。バイクだったので500円でした。
キャンプサイト
受付を済ましたらバイクで更に進みます。住宅街だったのに一気に風景が変わります。
キャンプ場は二手の道に分かれており上段と下段に分かれています。
このまま真っ直ぐ進めば上段サイトです。上段は広々とした炊事場や薪小屋のある利便性のあるサイトとなっています。上段のほうが広けているので人も多いです。
下段は川が目の前に流れ人も比較的少ないですが結構狭いです。静かにキャンプしたい方におすすめです。
下段サイト
下段サイトの様子がこちらです。大きいテントは設営できないかもしれないです。
流れる川も下段サイトであれば近くで観ることができます。
上段サイト
上段サイトはこんな感じ。下段サイトと違い車でも行き来しやすいので人が集まります。
キャンプ場自体も広くはないので密度は高く感じられますがまあそこはしょうがないですね。
てことで今回は上段サイトで設営しました。
川は見にくいですが今回は滝がメインなので気にしない。
ペグの刺さりやすさ
注意点としてこちらのキャンプ場、地面が固くペグがめちゃくちゃ刺さりにくいです。
左側は鋳鉄ペグ、右側がアルミペグを限界まで差し込んだ様子です。アルミペグはまず刺さりませんので鋳鉄ペグは必須です。
運良くペグが刺さりやすかった場所でもこんな感じです。奥まで差し込むのは難関かと思います。
この土の硬さで通常より+15分くらい設営に時間が掛かってしまいました。幸いにも河原ということもあり周辺に大きな岩もあるので岩でロープを結びつけるという方法も取れます。
売店
売店は受付をした店内にあります。
店内にはお菓子やお酒、カップ麺、調味料などがおいております。
肉や惣菜などは置いていなかったのでキャンプ場でしっかりとした調理をしたいというからは事前にコンビニ、スーパーで買っておくと吉です。
ちなみに野栗キャンプ場からは車で一時間くらい走らせないとコンビニなどがないので買い忘れなどはないようにしておきたいところです。
施設
炊事場
炊事場は上段サイト側に一箇所のみあります。お湯は使えず水のみです。
一箇所といってもキャンプ場が小さいのでどこに設営してもそれほど遠い距離には感じないかと思います。
蛇口は4つありますが利用人数に対して数は少ないので洗い物などは夜のうちに済ませて置いたほうがいいですね。朝は混み合っていました。
トイレ
トイレはキャンプ場に上がる手前に一箇所のみあります。
男性用小便器は一つありました。
トイレ内は嫌な臭いもせず自分は気にせずに使えました。
安心の様式トイレもあります。
ゴミ捨て場
野栗キャンプ場にはゴミ捨て場はありません。
責任を持ってゴミは持ち帰るようにしたください。
灰は炊事場の釜戸に捨てていいとのことでした。
薪小屋
上段サイトには薪小屋があります。この薪はなんと使い放題で好きなだけ持ち運びがOKです。
すべて廃材なので形は不揃いで使いにくいものもありますがしっかりと乾燥しており焚き火をするには十分な状態ではありました。
薪は無料というわけではなく一回につき100円を支払うことで好きな量だけ持っていくことができます。
僕は大きめのバッグに大量に薪を詰め込みました。
竜神の滝
さてさて一通りキャンプ場を見て回ったところで野栗キャンプ場が竜神の滝キャンプ場とも呼ばれる由縁ともなって龍神の滝でも見に行くことにしましょう。
竜神の滝はキャンプ場の更に奥へ進んだところにあります。奥と行ってもキャンプ場から出て数十メートルの距離なので徒歩でもラクラク行ける距離です。
見えてきました!これが竜神の滝です。
写真なので音を伝えられないのが残念ですが滝らしく逞しい音が爽快でした。自然の素晴らしさ、神秘さに心が洗われます。
落差は約20メートルほどで滝壺で川遊びができるので夏などは水遊びのアクティビティも楽しめますね。
引きのアングルでもう一枚。
マイナスイオンがたっぷりですよもう。
冬には滝ごと凍結することもあるそうでまた冬の時期にでも立ち寄りたいですね。
キャンプの様子
本日はキャンプ仲間とソログルキャンです。
早めの焚き火もして雰囲気はいい感じです。
夕飯は簡単に市販のチャーシューを湯煎で温めて茹で卵をご飯に載せただけのチャーシュー丼です。
焚き火でご飯を炊き、湯煎もしましたが焚き火調理ってワイルドですよね。
ここでもスノピのアルミクッカーを重宝しています。シルバーだった容器が徐々に焚き火で黒くなっていく感じがギアを育てているようで愛着が湧いてきます。
ちなみにキャンプの様子の写真はこの後撮っていなかったようで例のごとく酔っていて忘れていたようです。
てことで気づいたときには朝でした・・・。
周辺温泉施設 「野栗沢温泉」
野栗キャンプ場から車で約5分ほどの距離に「野栗沢温泉」があるようです。
利用料金も500円で安いのですが残念ながらコロナの影響で臨時休業中でした。いつかまた営業菜館したときに行ってみたいです。
野栗沢温泉:群馬県多野郡上野村大字野栗沢506
まとめ
野栗キャンプ場のおすすめポイント
- 超間近で見れる竜神の滝が圧巻
- 薪が100円で使い放題
- 直火OK
- 料金設定が安い
野栗キャンプ場の注意点
- 土が超硬い(鋳鉄ペグでも厳し目)
- シャワーがない
- 周辺にコンビニ・スーパーがない(受付の売店に食料はある)
いかがでしたでしょうか?
野栗キャンプ場はマイナスイオンをたっぷりと感じることのできるキャンプ場で設備もしっかりと整って焚き火を延々と楽しめるキャンプ場です。
野営感の強いキャンプ場なのでおしゃれにキャンプがしたいという方には向いてないかもしれませんが野営的なキャンプをしたいという方にはおすすめしたいキャンプ場です。
キャンプ場データ | |
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キャンプ場 | 野栗キャンプ場(別名:竜神の滝キャンプ場) |
住所 | 群馬県多野郡上野村新羽831 |
営業期間 | 4月〜11月 |
予約方法 | 不要 |
チェックイン/アウト | IN フリー/OUT フリー |
サイト状況 | 超固めの土(鋳鉄ペグでギリ刺さるか刺さらないか。) |
気温(7月中旬)※参考 | MAX28℃、MIN21℃ |
直火 | OK |
炊事場 | 一箇所/水のみ |
トイレ | 一箇所/様式 |
シャワー | なし |
周辺温泉施設 | 野栗沢温泉 |
ゴミ | すべて持ち帰り/炭捨てば場あり。 |
電波状況(au) | ★★★★(良い) |
掛かった費用 | |
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入場料(バイク) | @500(車は@1000) |
薪(使い放題) | @100 |
合計金額 | =600円 |