ソロキャンパーの皆さん!
普段ミニテーブルって何を使っていますでしょうか?
有名どころで言えばSOTOのフィールドホッパーやキャプテンスタッグのアルミローテーブルあたりが人気ですよね。
ただアルミも無骨でいいけど自然と調和するようなウッドテーブルも捨てがたいです。
今回僕が紹介するのはキャンプの雰囲気に絶妙にマッチする木製のベルモントの「ヤマタク」というミニテーブルをレビューしていきたいと思います!
ベルモントとは?
金物の街、新潟県三条市にあるアウトドア、釣具用品メーカー。チタンの扱いを得意としておりテーブルや焚き火台、カラトリー、マグなど金物職人が一つ一つ丁寧に工場で加工している。「より良いものをよりリーズナブルに」をモットーにシンプルで装飾が少なく無駄のないデザインの製品が多い。
目次
開封!
パッケージの外観はこちらです。
実にシンプルです。特に説明文もないのにどういう商品、特徴があるのか伝わってきます。
裏面には組み立て方や注意書きなどが記載されていました。
特筆すべき注意書きとしては素材が木製(桐)でできているので直射日光に当て続けたり水気を拭かないと沿ってしまうということくらいですかね。
商品スペック
素材:テーブル/桐、天板/チタニウム、収納袋/ナイロン
サイズ:仕様時/210×280×55mm、収納時/105×280×24mm
耐荷重:5kg
重量:テーブル/約130g、天板/約38g(✕2枚)
テーブルは組み立て式となっておりテーブル天板が2枚、チタン天板が2枚、パラコードで繋がれた足が2つついてきます。
ヤマタクの特徴
ソロキャンプにはピッタリのローテーブル
展開時のサイズはA4サイズとコンパクトでソロキャンプでシングルバーナーやクッカーを置くには充分なサイズです。
参考までにフィールドホッパーと並べてみます。
テーブル面積はほぼ同等ですがヤマタクのほうが高さは更に低くなっております。
収納時は薄くコンパクト!
収納したときのサイズはA4ハーフサイズでスリムでコンパクトになります。
参考までにSOTOのフィールドホッパーと並べてみました。
収納時のサイズ感はフィールドホッパーと同等です。
薄さもフィールドホッパーと同等でかさばるようなことはなさそうです。
本体がずば抜けて軽い!
パッケージに記載の通りヤマタクが他の折りたたみ式のミニローテーブルと比べ特に優れているのはその軽さと言えるでしょう。
チタン天板なしのこのスタンダードの状態で約130g
チタン天板を1枚追加して約168g
チタン板を2枚追加しても205gです。
収納袋を含めた全てのパーツを入れた総重量も約210gと驚きの軽さです!
参考までに同じような形状のSOTOのフィールドホッパーで本体395g、軽さを追求したあのスノーピークのオゼンライトでさえ本体270gです。
天板の組み合わせで用途に合わせてカスタマイズできる!
ヤマタクにはチタン天板と組み合わせることで用途に合わせた3通りの使い方が可能です。
こちらはウッド天板のみのスタンダードモード。
ランタンやスマホなどの小物置き、コーヒーやお酒用のテーブルとして使えます。
こちらはウッド天板+チタン天板1枚のハーフモード。
チタンの部分にはシングルバーナーを置いて湯沸かしなどの簡単な調理をしたりウッド天板の部分にはカップラーメンなどを置いたりして軽食に使えそうですね。
こちらはチタン天板2枚を加えた耐熱モード。
炊飯したり熱したクッカーを置いたりするときに重宝できそうです。
ちなみに僕はハーフモードで使うことが多いのですがそうするとチタン天板が一枚余ってしまいます。
これだともったいないので僕の場合、あまり熱や水滴を与えたくないウッドテーブルに敷いて擬似的な耐熱・耐水テーブルにしています。
耐熱性を検証してみた
ヤマタクのチタン天板の薄さは驚異の0.3mmという極薄。
チタンの特徴といえば「軽い」・「錆びない」・「強度がある」ということが挙げられますが他に「熱に強い」という特性もあります。
チタンはアルミと比べ熱伝導率が低く熱くなりにくくなっております。
そこで一つの疑問が生まれます。
あいにく説明書や公式サイトには耐熱性に関する記述がありませんでした。
といわけでチタン天板の耐熱性を検証していきたいと思います!
まずはケトルにカップラーメンを作るのに必要なお湯の量350mlほどを入れて沸騰させます。
その後一分ほどチタン天板の上に乗せて変形するか色が変わるかどうかを確かめましたが全く問題ありませんでした。
次に鉄鍋にお湯を350ml程度入れて同様に沸騰させ熱々に熱せられた鉄鍋を一分ほどチタン天板の上に乗せました。
こちらもチタン天板が変形したり変色したりすることはありませんでした。
なのでシングルバーナーで調理したクッカーであれば耐熱テーブルとしての利用も充分だということがわかりますね。
ちなみにチタン天板を外しても中のウッドテーブルが焦げ付いたりするようなことはありませんでした。
デザインが美しい!
個人的にはかなり好きなデザインです。
キャンプの雰囲気を損なわないこの美しいウッドテーブル。
所有欲が満たされます。
木の天板はヤスリがけがされており表面はツルツルしております。木目が美しいですね。
チタン製の天板もベルモントならではの素晴らしい加工技術で仕上げの美しさに磨きがかかっています。
主張しすぎないベルモントの上品なロゴも製品の美しさをより引き立てているようです。
組み立てかた
ヤマタクの魅力をお伝えした所で組み立て方をみていきましょう。
テーブルは組み立て式となっておりテーブル天板が2枚、チタン天板が2枚、ガイロープで繋がれた足が2つついてきます。
step
1足のパラコードを緩める
まず足についているパラコードがあるので・・・・
これを天板が入るくらいまで緩めて伸ばしていきます。
step
2天板をはめていく
あらかじめ足の凸の部分を下向きにします。
画像のようにまずは足の片側にロゴが見えるように天板をスリットにハメていきます。
片側をハメ終わったらもう片端側も同じように天板をハメていきます。
step
3パラコードにテンションをかけて完成!
最後に緩めていたパラコードにテンションをかけていきます。
(スリットにいれるとしっかりとハマるので実際はテンションかけなくてもいいくらいですが)
これで完成です!
慣れれば15秒ほどで組み立てができます。
天板を差し込むスリットには少し余裕があるのでチタン天板を差し込むことが可能です。
チタン天板は薄くて曲げることができるのでテーブル組み立て後にも簡単に追加でプレートを差し込めます。
チタン天板は用途に応じてお好みで追加していきましょう。
裏側にもスリットがついているので使わないときのチタン天板は裏側に収納も可能ですよ。
まとめ
いかがでしょうか?
木製のテーブルは僕もいくつか所有していますがここまで丁寧に作られているテーブルは中々ないかと思います。
やはり優しい雰囲気のある木のぬくもりたまらないですよね。
軽量でコンパクトなので是非ソロキャンプとしてのテーブルやサブテーブルとしてご検討いただければ嬉しいです。
▼記事中に出てきたギア一覧