みなさん焚き火用に陣幕(風防)は使っていますでしょうか?
陣幕は風除けはもちろん目隠し効果や反射熱で周囲をより一層暖めてくれたり様々な効果をもたらせてくれます。
そんな陣幕ですが僕のようなバイク乗りだと重いしコンパクトを謳っている商品でもまだまだ全然大きかったりと使いたくても使えないのが焚き火陣幕でした。
ある日ついに!バイクにも積載できる最適なミニサイズの陣幕、MAAGZの「焚き火陣幕nomado(ノマド)」を見つけましたので早速レビューしていきたいと思います!
MAAGZとは?
東京都八王子でアウトドア製品を作るWEB制作会のブランドで運営会社は㈱フロントビジョン。アウトドア業界全体が発展するための情報発信を行いながらアウトドアシーンで発見した課題を解決するギアの企画・製造・販売を行う。
目次
焚き火陣幕nomadoの特徴
特徴①収納時が超コンパクト!
特筆すべきなのはこのサイズ!
僕が購入の決め手になってのがこレが一番の理由です。
幅が35cmで重さも386gしかないんです!
実はバイクって積載制限というのが道交法で細かく決められており積載装置から荷物の幅が左右15cm超えてはならない、地上から2mを超えてはならないという決まりがあるんですよね・・・。
市場にある陣幕は小さくても収納時が75cmくらいでこの大きさは僕のバイクだと積載ギリギリサイズ。
しかし重いしギアバックにも入らず長らく購入を控えていた中見つけたのが「焚き火陣幕nomado」でした。
ちなみに普段の積載はこんな感じです。
バイクソロキャンパーらしかなくパンパン笑
特徴②内ポケットがついており小物を収納できる
焚き火陣幕nomadoにはポケットが内側についており焚き火手袋やナイフ、炭バサミなどの小物類を収納できます。
これが使ってみるとかなり便利でキャンプサイトの見た目もスッキリしますし謎の玄人感もでてきます笑
ライターやスプレー、着火剤など火や熱で引火を起こしやすいものは入れないように注意してください。
特徴③連結機能がある
こちらの画像にあるファスナーですが実はこの陣幕には連結機能があり、それぞれのパネルを脱着できるんです。
こちらが通常の状態(購入時)です。
大きさ的には一人分ですね。
正方形のパネルは別売りでも販売しており連結することでワイドに拡張することもできます!
正方形のパネルは使わずに左右のパネルのみを連結することでシングルバーナーやアルストなどのコンパクト風防にもなりますので使うギアやキャンプフィールド、人数に合わせた拡張ができますね。
画像中のランタンスタンドは開発中のもので執筆現在、販売はされていません。
商品スペック
付属品はこちらです。
陣幕本体とアルミポール、張り綱、収納ケースの4種類です。
こちらの陣幕は組立時にペグが必要なので別途用意してください。
幕の素材は18ozの帆布です。
こちらの帆布は軍需用物資の素材としても使われており薄手ではあるもののハリも強く頑丈で高密度なので熱にも強いのが特徴です。
完成形がこちらです。
焚き火台はスノーピークの焚き火台Sを使用しております。
陣幕の縦のサイズは350mm、横のサイズは1020mmあるので一般的なサイズの焚き火台なら十分収まるかと思います。
焚き火陣幕nomadoのスペック | |
---|---|
サイズ(収納時) | H360mm × φ63mm |
サイズ(使用時) | H350mm × W1020mm |
重さ | 386g |
カラー | コヨーテ、ブラック |
素材 | 帆布(ARBERTON ARMY DUCK / アーミーダック 18oz)、アルミニウム合金(A6063)、ポリエステル、真鍮 |
組み立て方
それでは実際に組み立てて使ってみたいと思います。
step
1張り綱とアルミポールを取り付ける(初回のみ)
まずは陣幕本体に張り綱をDリングに取り付けます。
Dリングは全部で4箇所あります。
張り綱は長いものが2本、短いものが2本ありますが長い方は中央パネルのDリング、短い方はサイドのパネル側のDリングに取り付けます。
一度取り付ければ取り外すことはないので解けないようにしっかりと結んでおきます。
続いて4つのアルミポールを4箇所に取り付けます。
ポールも長いものと短いものがありますので長いポールは中央パネル、短いポールはサイドパネル側に取り付けます。
ポールですが滑り止めがついていて本体に通すときに滑りにくく入れづらかったので挿入時は滑り止め部分を外して入れることをおすすめします。
step
2ペグダウンする
ペグは全部で6箇所打ち込む必要があります。
6箇所といっても一度組み立て方さえ覚えていれば1分足らずで組み立てられますのでそれほど手間にも感じなくなります。
最初に陣幕を寝かして長いポールの底辺側にゴムループがついているので2箇所にペグダウンします。
長いポールとロゴが自分側から見えている方が表です。
次に手順1で取り付けた短い方の張り綱を写真側の向きへペグダウンします。
最後に長い方の張り綱を写真の向きに引っ張ると本体が起き上がりますのでそのままペグダウンしてください。
陣幕の張り具合は自在金具でテンションをかけながら調整しましょう。
最終的にこの向きになっていればOKです。
ココがポイント
一度ポールと張り綱を取り付けてしまえば特にその後取り外す必要もなくそのままくるくる丸めて収納袋に戻すだけでOKです。
実際に使ってみた
セッティング完了。
ソロキャンプには十分な大きさです。
サイドのポケットには網を入れることもできますので便利です。
肝心の風除けの効果としては幕の正面側からくる風については十分効力を発揮してくれ炎が安定して揺らいでおりました。
素材は帆布ですが輻射熱も十分に感じられいつもの焚き火より一層に暖まりを感じることができました。
ただ横風については遮るスクリーンがないので風の影響はうけてしまうような感じです。
ただこのあたりは拡張用のパーツも販売しているみたいなのでもし必要次第で拡張するのもありですね。
まとめ
焚き火陣幕nomadoのおすすめポイント
- 超軽量ミニサイズで持ち運びがしやすい!
- 拡張機能があるのでキャンプスタイルにあった調整が可能!
- 内ポケットがあるので小物入れにも使える!
焚き火陣幕nomado注意点
- 横風に弱い
- 目隠し効果はない
いかがでしたでしょうか?
キャンプを始めてから初めて陣幕を使ってみましたがあるのとないのでは効果歴然であったほうが間違いなく暖かく感じました。
焚き火に陣幕は必要かどうか様々な意見はありますが個人的に今回使ってみて一つは持っていて損はない一品かなと思っています。
こういう細かいフィールドギアをどんどん使っていくだけでお気に入りのギアに囲まれた自分だけの空間ができるのもキャンプの魅力ですよね。
▼記事中で紹介したギア一覧