キャンプの醍醐味といえば大自然。
忙しい都会での生活を離れ休日には自然にあふれる場所でキャンプ。そんな贅沢な休日を過ごしたいものですよね。
僕の場合癒されたい日には渓流や湖畔のあるキャンプ場に行くと決めています。
そんな数あるキャンプ場の中から今回は富士五湖の西湖が目の前に見える西湖自由キャンプ場を紹介していきます。
目次
西湖自由キャンプ場の魅力
西湖が目の前に見えるキャンプ場
西湖自由キャンプ場は山梨県南都留郡(みなみつるぐん)にあるキャンプ場です。
西湖自由キャンプ場はその名の通り富士五湖である西湖が目の前で眺める事ができるキャンプ場です。
西湖を代表するこのキャンプ場は透き通った湖畔に山々が広がる自然溢れるキャンプ場です。
西湖は富士五湖の中でも4番目に大きい湖で、深さは71.7mあり富士五湖の中では2番目の水深です。暖かい季節にはボートに乗ったり遊泳している人たちで賑わいます。
チェックインが早い!
チェックインは朝8時からと早い時間帯から空いております。夏季のようなオンシーズンには行列ができるため深夜帯から並んでいる人がいるほど。
チェックIN/チェックOUT
チェックIN 8:00〜
チェックOUT 翌11:00
予約が不要!
西湖自由キャンプ場は予約不要で思い立った時にいけるキャンプ場です。
徒歩でいける距離に温泉がある!
キャンプ場には1分で行ける距離に「いずみの湯」という温泉が隣接しているのも魅力です。
湖のアクティビティがあるので泳いだ後でも徒歩圏内に温泉があるのは嬉しいですね。
営業時間:10:00 ~ 20:00
アクセス:山梨県南都留郡富士河口湖町西湖987
オートフリーサイト
キャンプ場全体は嬉しいオートフリーサイトです。
運搬しなくてはいいのは助かりますね。
注意
2021.01.10追記:現在ではオート区画サイトに変更になりました。
西湖自由キャンプ場の紹介
受付
西湖自由キャンプ場の受付はこちらです。
ちなみに到着したのは夏真っ盛りのお盆の季節。キャンプ場に8時についたときにはこんな看板が・・・。
湖畔側は完全に埋まっており、泣きながらどうにかならないかオーナーさんにお願いしたところバイクであれば建物(受付)の隣にある場所だったら宿泊してもいいとのこと。どんな場所かは後ほど。
メモ
オンシーズンは激戦区!チェックイン時間(8時)ちょうどだと間に合わないかも!?
なんとかオーナーさんのご好意で無事チェックインすることができました。
料金(泊)/()内は連休などの料金
大人:1,000円(1,500円)/人
子供:800円(1,000円)/人
ソロキャンプ
1,000円(2,000円)/車
1,000円(1,500円)/バイク
キャンプサイト
キャンプサイトの様子はこちら。
湖畔に近い場所ほどすぐに埋まって行きます。
サイトは湖畔に近づくと若干の傾斜はある模様。それでも平坦な部分は多かった印象です。
夏にはボートや遊泳をする人もちらほらいました。
あの辺が一番いいなぁ・・・なんて思ったり。
サイト自体は横に長いような感じですが幅も結構あるのでそれなりに広く感じられましました。
受付隣のサイトとは?
今回僕が設営するのはこの画像の奥の方。今、車の見えるもう少しだけ奥の場所です。
それより手前は人や車の通り道になるので設営はできないとのことです。
湖畔から結構離れた場所なのでこの周辺に設営したのは僕を含めて3組だけ。
湖畔はほとんど見えなくなったもののの静かで意外にも悪くはありません。
こちらはキャンプ場全体のマップですが今回設営した場所、、、本来キャンプ禁止エリアのような気が・・・?
他の2組も同じように案内されているでしょうしまあ大丈夫でしょう・・・。
ペグの刺さりやすさ
これは僕が設営した受付隣側のサイトです左側が鋳鉄ペグ、右側がアルミペグ。
ちょうど良い硬さの土でいい具合にペグが刺さります。
湖畔側でもペグを刺してみました。同じようにペグがいい具合に刺さります。
ペグを選ぶようなキャンプ場ではないので軽さ重視でアルミなどの軽いペグでもいいかもしれませんね。
富士山は見えるの?
果たして西湖自由キャンプ場から富士山は眺められるのでしょうか?
右を見ても
真ん中を見ても
左を見ても残念ながら西湖自由キャンプ場からは富士山を眺めることができません。
もう少し高い位置に設営すれば先っちょだけ見えたかもしれませんが富士山にはあまり期待しないほうがいいでしょう。
炊事場
炊事場は管理棟に直結して一箇所あります。蛇口は8つありますのでそれほど混み合うことはなさそうです。
お湯はでません。
管理棟にしか炊事場はないので洗い物が多いと少し大変かもしれません。炊事場は綺麗でした。
トイレ
トイレも管理棟に直結したものが一箇所あります。炊事場のすぐそばです。
トイレは清潔です。隅々まで手入れが行き届いているように感じられました。
ウォシュレットなのも嬉しいポイントです。
メモ
炊事場とトイレは管理棟にある一箇所のみなので管理棟から離れれば離れるほど大変
売店
売店は管理棟にあります。覗いてみましょう。
売店にはお菓子がたくさん置いてあります。おつまみがなくなった時やお子様がいるファミリーの方には嬉しいですね。
炭が売っています。ガスボンベも置いてあるので安心ですね。
薪は袋詰めにされて売っていました。一般的な束の薪より少しだけ量が多い・・・?
一袋500円で販売されています。
売店営業時間
通常日:8:00~18:00
土曜・連休:8:00~19:00
ゴミ捨て場
西湖自由キャンプ場にはゴミ捨て場はありませんが炭捨て場はあります。
炭はこの穴の中に落とします。
1.5mくらいでしょうか。深い穴ですので小さなお子様が落ちないよう目を離さない方がよさそうです。
キャンプ場の隣にある「富士西湖温泉 いずみの湯」
西湖自由キャンプ場には徒歩で行ける距離に「いずみの湯」という温泉があります。
その距離、キャンプ場から出てわずか1分ほど!
料金はこのようになっています。
入館料:大人(中学生以上)900円、小学生500円、幼児400円
レンタル:バスタオル 210円 フェイスタオル 160円
▼いずみの湯はこのような温泉です。
潮風呂は自然海塩使用のお風呂です。自然海塩とは、化学工場で精製された塩化ナトリウムではなく、万物の源である海の成分と同じカリウム、カルシウム、マグネシウム等の有機成分を多量に含んだミネラル塩のことです。精神の安定などに効果があります。フランスで有名盛んな社会保険適用の海塩療法センター(タラソテラピー)と同じ温泉!
休憩所も広くていい感じ。
食事も温泉施設にしては良心的な値段設定でしょうか?大体のものが500〜600円程度といったところです。
温泉のスタッフによると夕方の時間帯が一番混み合うそうです。避けたい人は比較的早い時間帯から行くか閉店間際を狙うのもいいでしょう。
営業時間
【通常営業】
10:00 ~ 20:00
(最終受付19:15)
【レストラン】
11:00 ~ 19:00
周辺店舗
西湖自由キャンプ場の近隣にはコンビニやスーパーなどはありません。
現地に着く前に買い出しを済ませておくことをお勧めします。キャンプ場に売店はありますが食品はカップラーメンやお菓子くらいです。
少しだけ車は走らせることにはなりますがいくつか紹介します。
マックスバリュ富士河口湖店
キャンプ場から車で片道15分〜20分ほどの距離にあるスーパーです。
7時〜23時まで営業しております。
薪も売っていますがキャンプ場で買った方が安いですね。
営業時間は7:00〜23:00です。
出入り禁止時間に注意
西湖自由キャンプ場へ車で出入りできる時間は21:00〜翌7:00までです。買い物はお早めに。
セブンイレブン山梨鳴沢店
こちらもキャンプ場から車で15分〜20分ほどかかりますがセブンイレブンがあります。
キャンプ場を東から出ればマックスバリュ、西側から出ればセブンイレブンが近いです。
この辺はお好みでどうぞ。
ソロキャンプの様子
今回は湖畔側が満員だったため管理棟の炊事場隣に設営することになりました。
人が少ない場所での設営なので比較的静かです。
西湖も見えないこともないです。人が密集していないし意外にこの場所悪くないかもしれません。
ただ炊事場が近いので人の通行が多かったことは少し気になりました。
西湖は二級河川・・?湖のはずなのになぜと思って調べたら山梨県内で西湖から川に流れる水源はなく、山梨県内で完結するからだそうです。
山梨県民にとってはとても重要だと山梨県知事が指定したからなんですね〜。
ちなみに山梨県のような内陸県で二級河川が存在するのは全国的にも珍しく西湖、精進湖、本栖湖の3つだけなんだそうですよ。
キャンプ場を回ってて少しお腹が減ったので軽く食べることにします。
シングルバーナーを2つ稼働し一つはパンを焼きもう一つでお湯を沸かします。
パンを焼いているのはユニフレームのミニロースターですがこれが意外に便利です。
ソーセージやパン、お餅など遠赤外線をで美味しく炙ることができます。炭もいらず家でも簡単に焼けるのでお勧めです。
関連記事もありますのでよかったら見てみてください。
-
ソロキャンプに最適!│まるで炭火焼き!ユニフレームのミニロースターでカンタンBBQ!シングルバーナーを遠赤外線にするスグレモノ
続きを見る
パンがこんがり美味しそうに焼けました。
粉末のクラムチャウダーをお湯に溶かしパンを浸けて食べるだけですがこれが美味!
パンの外側はカリッとしており、パンの内側はクラムチャウダーがしっかりと染み込み口に入れるとサクッとした食感と同時にクラムチャウダーの濃厚な味わいが口の中に染み込みます。
簡単にできるので朝食にも良さそうです。
小腹を満たせたことで温泉に向かうことにします。歩いてすぐ行ける距離なのは最高です。
夕方には混み合う情報を得たので早々に向かいます。15時半に向かいましたが最初は入場制限にかかり、再度行ったのは16時頃になりました。
キャンプ場を回ったりスーパーに買い出しにいったり温泉に入ったりとしていたので気づいた時にはもう日没。
ソロキャンプは買い出しも調理も設営も全部一人でやらなくてはならないので結構忙しいです。
でも全部一人でやるのも楽しいソロキャンプ。自分の性格的にはソロキャンプの方が癒されます。
焚き火で鶏肉の山賊焼を作ります。
鳥もも肉をホットサンドメーカーにスパイスを振りかけて裏表をひっくり返し焼くだけの簡単キャンプ飯。
スパイスはもちろん大好きな黒瀬のスパイス。鶏肉専門店が作ったスパイスで胡椒、ガーリック、レッドブルペッパーなどがブレンドされており肉に振りかけるだけでもものすごく美味しくなる万能調味調です。
いい感じにこんがり焼けました。
ホットサンドメーカーって食パンを焼くイメージがありますがこういった使い方もできるんですよね。便利です。
使っているのはiwanoというブランドのホットサンドメーカーですが金物製造で有名な燕三条製でパンの耳ごと圧着して焼くことが可能です。人気なのでAmazonでも入荷待ちになるほど。
耳はカリッと仕上がるのでホットサンドも美味しく仕上がりますよ。
鉄板はセパレートタイプなので洗うのも簡単でセパレートにすればフライパンとして使うことも可能です♪
最近ハマっているチキチキボーン。
骨つき肉なのがいいですよね。
これもホットサンドメーカーでこんがり焼くことにしましょう。今日のソロキャンプは手抜き飯多めです。
チキチキボーンを焼き続けること約5分、上手に焼けました!
骨つきなのがたまりませんね。
ホットサンドメーカーだと鉄板を挟んで焼き上げるのでオーブンのように焼くことができ皮はカリッと、肉はふっくらジューシーに美味しく仕上がります♪
そういえば米を食べていませんでした。
今回は炊き上げた米に混ぜるだけのビビンバの素を投入します。便利な世の中です。科学に感謝。
ビビンバの素をご飯に混ぜかけて温泉卵をかけて完成!簡単で美味!
今度家でも自作のビビンバでも作ろうかな〜って思ってしまった日でした。
今日はこの辺で。お腹も膨れたしそろそろ寝ることにしたのでした・・・。
おはようございます。
時刻は9時半。
キャンプだと日の出とともに起きる人も多いですが僕の場合は結構遅め。ぐっすり寝てしまいます。
チェックアウトは11時。急いでキャンプ場を後にするのでした〜。
まとめ
西湖自由キャンプ場のおすすめポイント
- 西湖が目の前に見える。夏には遊泳などのアクティビティも!
- 歩いて行ける距離に温泉がある(キャンプ場から出て徒歩1分)
- チェックインが早朝8時からと早く入場できる
- 予約不要!気が向いた時に突発的に行ける
西湖自由キャンプ場の注意点
- ゴミ捨て場がない(炭捨て場はある)
- コンビニやスーパーが遠い(車で片道15分程度)
- 予約不要だけど人気なので入場制限あり!オンシーズンは8時より前に余裕を持った方がいいかも。
いかがでしたでしょうか?
目の前に広がる西湖とあたりを覆い囲むかのような樹海、それに連なる山々のロケーションが素晴らしいキャンプ場です。
トイレや炊事場も綺麗で管理がとても行き届いているように思えました。いつか湖畔前に設営してリピートしてみたいですね。
全てのキャンパーさんにおすすめしたいキャンプ場です。
キャンプ場データ | |
---|---|
キャンプ場 | 西湖自由キャンプ場(HPなし) |
住所 | 〒401-0332 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖1003−2 |
営業期間 | 3月〜12月中旬 |
予約方法 | 予約不要 |
チェックイン/アウト | IN 8:00/OUT 翌11:00 |
サイト利用形態 | オート区画サイト |
サイト状況 | 砂利や土(アルミペグでも入るくらいには柔らかい) |
標高 | 約870m |
気温(8月下旬) | MAX32.8℃、MIN22.9℃ |
直火 | 不可。焚き火台を利用 |
炊事場 | 一箇所(冷水のみ) |
トイレ | 一箇所(洋式、ウォシュレット) |
シャワー | なし |
周辺温泉施設 | いずみの湯 (料金表はこちら) |
周辺食事処 | 未調査 |
ゴミ | すべて持ち帰り/炭捨ては場あり |
電波状況(au) | ★★★★(非常に良い) |
掛かった費用(食費除く) | |
---|---|
宿泊代 1泊 バイクソロ | @1500(料金表はこちら) |
薪代 | @500 |
いずみの湯 入浴料 | @800 |
合計金額 | =2,800円 |
■今回紹介したギア一覧■