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浩庵キャンプ場の魅力
浩庵キャンプ場は山梨県にあるキャンプ場で日本一高い山である富士山と富士五湖で最も深く透明度の高い本栖湖を目の前で見ることができるキャンプ場です。
浩庵キャンプ場は言わずとしれた大人気アニメ「ゆるキャン△」の聖地になっており、平日でも混雑する激戦区のキャンプ場です。
運が良いと逆さ富士を見ることもできて、この1,000円札の裏側のモデルとなったのは本栖湖から見た景色なんです。
逆さ富士が見れる条件
- 晴天
- 波が穏やかで揺れていないこと(無風)
- 気温が低いこと(朝方がベスト)
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受付
東京から下道でバイクを走らせること約4時間、浩庵キャンプ場に到着。
予約なしで行けるのが浩庵キャンプ場の魅力の一つです。そのまま受付に向かいます。
浩庵キャンプ場はチェックインが8:00、チェックアウトが翌10:00となっています。
つまり混雑している場合、8:00になっても前日組がチェックアウトしていないと入場制限を喰らいます。
三連休の中日だったということもあり、あまりの混雑ぶりに8時ではまだ前日に滞在している人が多く残っており、整理券を配られる形で入場制限を喰らいました。
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春〜夏シーズは整理券待ちになることが多いのでそれなりに覚悟をしたほうがいいかもしれません。
売店
とりあえず売店で時間を潰すことにしました。
お酒や
軽食やお菓子などが豊富にあります。価格帯もコンビニと同程度だったので特別高いという印象はいだきませんでした。
薪じゃこんな感じ。一束590円(税込み)。一般的な割りやすく加工された薪です。
キャンプサイト
そしてついに時間になり、、、
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なんとういう絶景・・・
バイクで片道4時間、受付場から2時間待ったかいがありました・・・(泣
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ちなみに浩庵キャンプ場は湖畔サイトと林間サイトの2つに構成になっており好きな方を選ぶことが可能です。
湖畔サイト
今回僕が設営した湖畔側のサイトです。オートフリーサイトで車やバイクを近くに止めることも可能です。
本栖湖を囲むように設営ができ富士山を一番近い距離で見ることが可能です。
当然人も多く、特にトイレや炊事場に近い特に激戦区となりいい場所を取れるかどうかは運次第です・・・。
注意点としてはサイト全体に傾斜がかかっているため椅子やテーブルが不安定になります。
砂利を掘ったり岩を入れたりしてうまいこと水平になるように工夫が必要です。湖畔側に重力がかかるので傾斜のひどい場所では寝るときもズズズッ・・・といった感じで体が転がります。比較的平らな場所もあるので余裕があれば平らなところを選んでみてください。
また砂利混じりのサイトのため土が硬めです。土の中に石もバンバン入っていますのでテント購入時に最初からついているようなジュラミン製のペグだと高い確率で折れ曲がるかと思います。
土も硬いのでハンマーの威力も必要でゴムハンマーではほとんど打ち込めないので鋳鉄のしっかりとしたハンマーやペグを持つことを推奨です。
林間サイト
林間サイトはフリーサイトとなっています。車やバイクは林間サイトのすぐ側に駐車場があります。
林間サイトは炊事場やトイレも近く木々は生い茂っているものの場所によっては湖畔サイトと同じような視界で富士山を見ることができます。
当然富士山の見えやすい場所は人も集まりやすいので土日に行くとしたらほぼ間違いなく埋まっている可能性が高いです。
湖畔サイトと比べて平坦なところが多く、多少硬い土ではありますがペグ打ちにはさほど苦労しません。
こちらの画像は夜の星空の様子です。
浩庵キャンプ場は星空の綺麗なキャンプ場としても名高いです。
この日は満月で星が見えづらかったですが、肉眼でも星が煌めくほど十分に見ることができました。(写真だと明るくて少し見にくいですかね・・・)
施設
こちらが炊事場です。浩庵キャンプ場はここの一箇所のみです。お湯は使えません。
一箇所といっても水道の数は多く朝や夕方のラッシュ時でも水道が埋まって使えないということもなかったです。秋頃〜春頃までは凍結防止のため水道をチョロチョロ出しておくよう管理棟より指示があります。
ちなみにどれくらい寒いかというと12月末に行ったときで22時の時の温度が−4℃まで冷え込みました。
トイレ
続いてトイレです。
炊事場のすぐ後ろにあります。写真は男性用トイレですが草の生えている奥の方が女性用となっています。
湖畔があり水遊びもできるキャンプ場なのでトイレの中は土で汚れておりますがキャンプ場のトイレとしては許容範囲です。
洋式と和式があります。洋式があれば何も心配いらないですね!
シャワー
トイレの向かい側にはコインシャワーがあります。2分100円です。
注意点
浩庵キャンプ場は突然強風が吹き荒れることもあり生半可なペグだとテントやタープが崩壊しかねないのでしっかりとした装備を用意できる人におすすめです。
実際僕も5回ほど行ってますが2回強風の経験をしており湖畔サイトの3〜4割はテント倒壊している人がいました。遮る壁がなにもないので風をダイレクトにうけちゃうんですよね。
また秋〜春先まではかなり冷え込みます。昼は暖かくても日没をすぎる頃には一気に冷え込みます。
湖畔も目の前なので風が吹くとより一層寒さを引き立てるので真冬の防寒対策+@くらい厚着をすることを強くおすすめします。
温泉
キャンプをした後は温泉ですよね♪
浩庵キャンプ場には車で20分ほどの距離に「富士眺望の湯ゆらり」という温泉施設があります。
キャンプ場からの帰り道の国道139号線からサクっといけちゃいますので是非立ち寄ってみてください。
入浴料は1500円と少々お高めですが、この温泉の魅力は温泉に浸かり疲れを癒やしながら富士山を眺めることができます。キャンプの疲れも吹っ飛んじゃいますね。
他にも洞窟風呂、炭酸泉、洞窟風呂、香り風呂など様々な種類の温泉があるため温泉好きにはたまらないと思います。
まとめ
浩庵キャンプ場は景色こそ絶景ではありますが自然の影響を受けやすく、湖畔側は斜めになっていたり、土が固くてペグが差し込めず岩をペグ代わりにしたりなどすることがあり工夫して設営することもあるのである程度キャンプに慣れた人におすすめのキャンプ場です。
日中は富士山を眺め、夜は星空を眺め、朝太陽とともに起きてまた富士山を眺める。とにかく景色重視の人には是非行ってもらいたいキャンプ場です。
湖畔の楽しみ方、林間での楽しみ方を二通り楽しめるキャンプ場なのでいろんなスタイルに挑戦したくなるキャンプ場でした。
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浩庵キャンプ場データ
- 住所:山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926
- 予約方法:予約不要
- チェックイン:8時/チェックアウト:翌10時(混雑具合により入場制限あり)
- サイト:オートフリー(湖畔側)/フリー(林間側)
- ゴミ:すべて持ち帰り
- 電波状況(au):★★★★(良好)
掛かった費用
- 入場料:@600
- テント設営費:@1000
- タープ設営費:@500
- 駐輪代(バイク):@600
- 薪代:@590
- 温泉入浴料:@1500
- コーヒー牛乳(温泉施設):@140
合計4,930円