【神奈川】予約不要で早朝から行ける新戸キャンプ場の特徴と魅力とは？│混雜情報やサイト情報をレビュー

数多くのキャンプ場がひしめきキャンプ場の聖地と呼ばれることもある道志みち。

神奈川県と山梨県を全長約60kmで結ぶ道志みちはキャンパーなら誰もが知る有名なキャンプ場や穴場のキャンプ場が勢ぞろいです。

そして周囲は山と川で囲まれているので自然が多い場所としても知られています。

今回はそんな道志みち沿いにあるキャンプ場から「新戸キャンプ場」を現地に行ったならではのレビューや口コミに関する補足をしていきます。

新戸キャンプ場の魅力

自然豊かなキャンプ場！

目の前に道志川があり周りに人工物がなく山で囲まれた新戸キャンプ場。

高速を使えば都心からでも2時間程度とアクセスもよく都心のゴミゴミとした雰囲気から一気に開放される自然豊かなキャンプ場です。

道志川では釣りもできるので釣り好きにも楽しめるかと思います。

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料金が安い！

新戸キャンプ場は大人一人あたり@2000ほどで済む利用料金の安いキャンプ場です。

バイクの場合は2000円を切るので昨今値上がりが続くキャンプ場と比べると安くキャンプができるので金欠キャンパーにもおすすめです。

チェックインが早い！(平日)

チェックインは8:30と早い時間帯から入場することができます。

朝早くからチェックインできるので朝から夜までゆっくりとキャンプをすることができますね。

予約不要のキャンプ場！

新戸キャンプ場は予約不要で入場できるキャンプ場です。

思い立った時にキャンプができるのは助かりますね。

他にもある！道志みち沿いのキャンプ場

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新戸キャンプ場基本情報

キャンプ場	新戸キャンプ場
住所	神奈川県相模原市緑区寸沢嵐2362
営業期間	通年
チェックイン	平日:8:30~17:00 土日・祝・連休:10:00~
チェックアウト	翌10:00
予約方法	予約不要
サイト区分	オート区画サイト
ロケーション	川 山
炊事場	2ヶ所
トイレ	2ヶ所
シャワー	1ヶ所 (12月〜3月は利用不可)
ゴミ	不可。灰捨て場のみ。
直火	不可。焚き火台を利用。
周辺コンビニ・スーパー	マルエツ三ヶ木店(車で約10分) セブンイレブン相模原津久井青野原店(車で約12分)
周辺温泉	紅椿の湯(車で約30分)
周辺グルメスポット	調査なし
ペット	不可
電波状況(au)	★★★★(良好)
標高	188m
気温(12月下旬)	MAX：16.2℃ MIN：-4.2℃
掛かった費用	※モデル料金※
大人一人	@1500
バイク一台	@300
薪一束	@550
合計	2,350円

新戸キャンプ場利用料
テント泊（人）	大人1,500円	子ども1,000円
駐車代(台)	普通車＋500円	バイク＋300円
アーリー／レイト可否	アーリー、レイトともになし。
キャンセル料	予約不要のため特になし。
決済方法	現金のみ

新戸キャンプ場の紹介

アクセス〜受付

道志みち(R413)から県道518号にそれたすぐ先の場所に新戸キャンプ場はあります。

こちらが新戸キャンプ場の入り口です。

予約不要のためチェックイン時刻の朝早くから並びが発生している場合も多いです。

混雑時はスタッフ同士で連携を取り一台ずつ通していました。

キャンプ場へ続く道は坂道が続く上、道幅が狭く運転に慣れていない方や大型車は注意が必要です。

万が一対面した場合はどちらかが道を譲るしかなさそうです。

こちらが新戸キャンプ場の受付です。

利用料を支払うとそのままキャンプサイトへ進むことができます。

支払い方法は現金のみなので事前に財布に現金を入れておくようにしましょう。

キャンプサイト

新戸キャンプ場の全体マップです。

キャンプ場はオート区画サイトとなっており先着順で設営することができます。

新戸キャンプ場のキャンプサイトは『通常サイト』に加え、『車2台用』、『自転車・徒歩用』、『軽自動車・バイク用』に分かれておりそれぞれ区画の広さが異なります。

ただし混雑時以外は自由な場所に設営しても良いとのことです。

参考までに各サイトの広さはこんな感じです。

概ねそれぞれのスタイルに合わせた広さでちょうど良い感じの広さです。

ただしバイク用サイトで使うテントはせいぜい4人用くらいまでのテントに抑えたほうがいいという印象です。

徒歩や自転車は山岳用のコンパクトなテントがいいですね。

地面はよく整備されており地形はフラットです。

道志川沿いのサイトが人気で早めに埋まっていきます。

道志川沿いのサイトだと椅子に座っている状態でも川を見ることができます。

川は透き通っていて綺麗です。

各サイトはロープで区切られているだけなのでプライベート感はあまりないです。

川沿い以外のサイトについては景観はさほど変わらないですね。

個人的な感想としては景色の良さを楽しむというよりかはしっかりと区画整備された開放感のあるサイトでキャンプをする場所という印象です。

ちなみにこちらはサイトマップの絶景ポイントと記載された場所からの撮影です。

他のサイトとあまり違いがわからなかったのですがもしかしたら紅葉の時期などは綺麗なのかもしれません。

売店

売店は管理棟にあります。

薪は針葉樹で550円、広葉樹で750円と今では比較的安い値段です。

釣り竿のレンタルもあり餌が200円、仕掛けが300円、釣り竿が800円なので手ぶらでも釣りを楽しむことができます。

営業時間は17時までなので早めに購入しておきましょう。

自販機があるので飲み物は24h確保できそうです。

ペグの刺さりやすさ

河原サイトのため全体的には固めです。

プラペグやジュラルミンペグは深くまで刺さらなかったり曲がってしまう可能性がありますので鋳鉄ペグがあるといいです。

僕はスノーピークのソリッドステークをメインで使っていますが30cmのものがあれば基本的にどんなキャンプ場にでも万能に使えるのでおすすめです。

炊事場

炊事場は全部で二箇所あります。

キャンプ場中央と端寄りに一箇所ずつあります。

場所によっては炊事場は離れてしまうので遠くなるのが嫌な方はなるべく近い場所に設営を考えましょう。

炊事場は全体的に清掃が行き届いており清潔感がありました。

お湯は使えず水のみなので冬季は注意です。

シャワー

新戸キャンプ場にはシャワー室が一棟あります。

シャワーは400円/3分と少し割高です。

タオルや石鹸類などはキャンプ場での販売やレンタルもないので事前に用意しましょう。

ドライヤーもありません。

トイレ

トイレは2箇所でそれぞれ炊事場のすぐ近くにあります。

炊事場とほぼ同じ位置にあるので場所によっては遠くなるのでトイレが近い人は水回りが近い場所に設営することをおすすめします。

令和元年に損壊したことがあったようでそれを機に改装をしたそうで中はとても綺麗でした。

改装してからはウォシュレット付きのトイレに変更されてようです。

ゴミ捨て場

ゴミは持ち帰りとなります。

灰は捨てることが可能で、炊事場の近くに炭捨て場があります。

ちなみに大きな炭が残ってしまった場合は捨てずにこちらもおすすめです。

折りたたみ可能な火消し袋で余った炭は次回のキャンプの火種に使ったり炭火焼きで調理を楽しむことが下の奥です。

混雑具合

オンシーズンの休日はチェックイン時刻の10時に到着していないと厳しいです。

10時にチェックアウトとなるため入れ替わりで少しずつ入場できるようになります。

オーナーに聞いたところオンシーズンの休日の場合は12時頃には満場になるもようです。

かといって12時についていればいいというわけでもなく10時からの行列を捌くだけで12時頃には満場になるので結局のことろ10時に到着していたほうがいいでしょう。

新戸キャンプ場の注意点と口コミに関する補足

自分はバイクなのでこのようなことは気にしたことはないのですが確かに車がすれ違いできるほどのスペースがないのでこの点は注意です。

売店に行くにも細い道を通る必要があるのでどちらかが道を譲らないと通れないです。

従ってキャンプ場へ来る前に買い物は全て終わらせて二度三度と往復する必要がないよう体制を整えておきましょう。

あと周囲は山に囲まれているので暗くなるのが非常に早いです。

万が一買い出しに行く場合でも午後3時くらいには全ての買い出しを済ませておきましょう。

暗い道でのあの細い道は非常に危ないかと思います・・・。

周辺コンビニ・スーパー

セブンイレブン 相模原津久井青野原店

新戸キャンプ場から車で約12分(6km)、413号沿いにセブンイレブンがあります。

道志道にある数少ないコンビニです。

24時時間営業でないのでご注意ください。

薪や炭の販売もしております。

薪は一束500円でした。

マルエツ 三ヶ木店

新戸キャンプ場から車で約10分(5km)の距離にあるのがマルエツ三ヶ木店です。

国道412号から道志みちに入る前の最後のスーパーになります。

薪の販売もありますが青野原野呂ロッジキャンプ場で購入したほうが安いです。

周辺温泉

道志川温泉「紅椿の湯」

道志みちの温泉で有名な場所の一つ、紅椿の湯。

新戸キャンプ場から道志みちを山梨方面に約30分と結構遠いですがおすすめの場所の一つです。

紅椿の湯は落ち着いて静かな自然に囲まれた1500mから湧出する天然温泉です。

きめ細かい泡が心地良い気泡湯や緑溢れる景色を堪能できる露天風呂は格別です。

入浴料は時間変動性でオープンの10:00〜19:00までは大人一人1,100円(3時間)です

19:00以降(冬季17時)は550円とサービス価格で入浴が可能です。

ソロキャンプの様子

道志みち近くの予約不要で行けるキャンプ場ということで今回は新戸キャンプ場へソロキャンプです。

新戸キャンプ場に来るのはこれで3回目です。

前日は青野原野呂ロッジキャンプ場に宿泊していたのですが近場だったので来てみました。

到着は12時頃でしたが12月の平日だったため特に混雜なく入れました。

「今日は平日でほとんど人もいないため好きな場所に設営していいよ♪」とオーナー。

平日キャンプはいつもお得です。

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年末も近いので平日でもそこそこいるな〜と意外にも混雜していてびっくりです。

川沿いサイト行けるかなと心配でしたがなんとかゲット！

今日のテントはネイチャーハイクのクラウドアップ2です。

コンパクトサイズで設営・撤収も簡単なのでツーリングキャンパーにおすすめですよ！

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今日の一品目。

白モツが半額だったので即購入、これだけだと少ないので適当に野菜も混ぜ合わせます。

にんにくはお隣のツーリングキャンパーにいらないからあげると貰いました！

これらをちびパンにぶち込み煮込んでいきます。

野菜で味が薄まりそうなので既にだし入りのモツですが豚丼のタレを使って味付けしていきます。

ちなみにこちらのタレ、豚丼だけでなく様々な肉料理にこれ一本で振りかけて料理が完成するのでおすすめです。

煮込み終えるまでとりあえず乾杯！

道志川を眺めながら飲む酒は最高です。

野菜もくったりして食べ頃に。

肉にも野菜にもたっぷり豚丼のタレが絡み濃厚なモツ野菜炒めになりました。

酒の進む濃い目の味付けです。

なんでもできるちびパン、おすすめです。

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季節は12月下旬。

日没前には既に気温は一桁台でかなり寒いです。

一品目を食べ終わり即焚き火で温まります。

二品目は先程のもつ煮をうどんに変えてみました。

出汁は持ってきてないのでこちらも豚丼のタレを回し入れて味付けしています。

濃いめの味付けなので卵から絡むと更に美味しくなります。

こちらも一気に完食。

2品で300円もかかっていないかと思います。

ソロキャンプは最近質素にやってます・・・。

焚き火も力尽き日没になる頃には極寒になったのでテントに速攻逃げ込みます。

3品目は簡単につまみになるものを食べようとシュウマイを準備。

テント内ではストーブを使用。

これがあると幕内が20℃近くまで上がるので冬キャンプにおすすめです。

メスティンに水を張って蒸していきます。

トップバリュだと100円でこれだけ入っているのでコスパ良いです。

蓋を閉めて数分で完成。

湧き上がる湯気でも軽く幕内の温度が上昇するので冬に相性がいいですね。

醤油を垂らして一つずつつまんでゆく。

テント内で食べるからこそ更に美味い。

ストーブのおかげで幕内もすっかり暖まりました。

今日のところはこれにて就寝。

朝になりました。

おてんとさんが顔を出すと同時に起床

それもそのはず、新戸キャンプ場は周りが山で囲まれ日照時間が短く日没になると一気に冷え込みます。

昨晩は氷点下4℃まで下がっておりました。

テントはこの通り氷漬けに・・・

バイクもこの通り真っ白に・・・

あたりは一面しもやけに。

ただ夏よりかはうんと冬のほうがキャンプは楽しいですね。

寒さに凍え冬キャンプの洗礼を受けながら帰路につくのでありました。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

神奈川方面の道志みちから入ってすぐの場所にある新戸キャンプ場

そこには山々に覆われ自然豊かなキャンプがありました。

全体的に整備されたキャンプ場のため初心者でも設営がしやすく料金も安いのでテントの試し張りにももってこいの場所ですね。

ツーリングスポットの道志みちにあるキャンプ場なのでライダーも結構多くいましたね。

全てのキャンパーにおすすめしたいキャンプ場でした！